パーソナルトレーナー独立開業の失敗理由!ジム経営の攻略法とは?

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「パーソナルトレーナーとして独立開業したい」
「パーソナルトレーナーが独立に失敗する理由を知っておきたい」
「失敗を避けるための方法が知りたい」

こんなことを考えている方のために、今回はパーソナルトレーナーがー独立開業に失敗する理由についてご紹介します。

あらかじめ失敗の原因を把握しておくことは、独立開業時のリスクヘッジにつながるでしょう。

成功を収めるために知っておきたい、パーソナルジムの廃業率、失敗の理由、経営難の三大要素、田舎のジム経営の可否、成功に必要な準備について解説します。

ぜひ、儲かるジム作りのための参考にしてください。

パーソナルジムの廃業率は高い

中小企業庁が発表している小規模企業白書(2021年版)の「第3節 開廃業の状況:中小企業庁HP」によれば、パーソナルジムは資金面や資格の有無などによる開業のハードルが低いこともあり、開業率・廃業率は共に高く、入れ替わりの激しい業種であることが分かります。

また、パーソナルジムに限らず、起業してからの廃業率は

  • 1年で37%
  • 3年で62%
  • 10年で88%

であり、10年後も生き残っている人はほんの一握りとなっています。
ただし、開業前から事業計画をしっかり立てれば、廃業のリスク軽減につながり、成功を収めることも夢ではありません。

あらかじめ失敗理由を把握し、敗因を潰しておくための知識を身に着けておきましょう。

どんなパーソナルトレーナーが独立開業に失敗する?

独立に失敗しやすいパーソナルトレーナーは、見通しが甘いという特徴があります。
独立開業に失敗するパーソナルトレーナーの、具体的な特徴を4つ紹介しましょう。

経験・実績がないのに独立

独立トレーナーとして成功するには、実績と経験が必要です。
トレーニング効果があることを証明するための実績・経験がなければ、顧客からの信頼を得ることは難しいでしょう。

未経験者は、まずパーソナルジムに勤務して実績を積むことが大切です。

資格を保有していない

パーソナルジムは資格がなくても開業が可能ですが、資格を保有していれば専門性・信頼性の担保になります。

無資格のトレーナーと資格を持ったトレーナー、お客様がどちらの指導を受けたいかは明白でしょう。

適切なトレーニングやアドバイス提供のための強みとなる資格を取得し、専門知識を身につけることは、顧客との信頼を築く上で重要です。

営業・接客スキルの不足

どれほどパーソナルトレーナーとして優れていても、営業と接客スキルがなければクライアントの心を掴むことは難しいでしょう。

クライアントのニーズを理解した上で、適切なコミュニケーションを取れる能力がなければ、選ばれるパーソナルジム作りはできません。

トレーナーとしてだけでなく、営業・接客スキル向上に努めることも大切です。

事前計画が不十分

独立開業前に適切な事業計画を立てていないと、事業継続は厳しいものとなるでしょう。
たとえば、事前に次のような計画を練っておくことが肝心です。

  • 目標設定
  • 収益モデル
  • 競合分析
  • ターゲット層の特定
  • 営業戦略

開業準備を怠れば、競争が激しいフィットネス市場で生き残ることは難しくなります。

パーソナルジム経営は難しい?失敗の三大要素

トレーナーとしての実績・経験・専門性を持ち合わせていても、経営が上手くいかない例はたくさんあります。

パーソナルジムの経営が難しい理由とはどこにあるのでしょうか?
経営失敗の三大要素を、項目別に解説していきましょう。

①集客施策に失敗すると儲からない

集客ができないパーソナルジムは、生き残ることができません。
集客において失敗の要因となる3つの問題を紹介します。

効果的な広告が打ち出せていない

広告を打ち出す時は、ターゲット層に合った広告媒体を考える必要があります。
むやみやたらに広告を打ち出しても、広告費効率が悪くなる一方でしょう。

どうすればターゲット層に届く広告が打てるのか、マーケティング思考を持つことが重要です。

立地条件が悪く顧客獲得が難しい

パーソナルジムの立地条件は、集客においてカギとなる部分でもあります。
立地が不便でアクセスしにくい場所にあると、顧客の獲得が難しくなります。

また、ターゲットとする顧客が足を運びやすい場所であるかどうかも重要でしょう。
周辺住民の年齢層や平均年収など、開業前にリサーチしておくことが成功の鍵です。

競合に比べて魅力劣りしている

競合他社との競争が激しい場合、差別化が必要です。
自店ならではの強みや得意分野を強調し、ターゲット層に届くアピールができなければ、競合に顧客が奪われてしまいます。

自店だからこそ提供できる価値を確立することで、競合に対する優位性を築く必要があります。

②顧客満足度が低い

パーソナルジム経営失敗の要因の1つは、顧客満足度の低さです。
改善策を講じることができなければ、経営状況は好転しないでしょう。

顧客満足度の低さの原因について2つ紹介します。

会員の利用継続率が低い

安定した経営をしていく上で、会員の利用継続率が低いことは大きな問題です。

退会者が多いということは、指導内容や接客能力など、パーソナルジムのサービスに何らかの不満を抱いていることが考えられます。

普段から会員の方々の要望・不満などをすくい上げ、改善につなげられるシステムを作ることが大切です。

従業員のモチベーションが低い

スタッフを雇用する場合、会員の方々の満足度を高めるために必要なのはスタッフのモチベーション向上です。これは、退職リスクを軽減する上でも重要です。

スタッフのモチベーションが低い状態では、顧客獲得は難しいでしょう。

モチベ向上のために経営者ができることは、働きやすい環境を整備し、積極的にコミュニケーションをとることでストレスケアに努め、チーム力を育てることです。

③経営スキルの不足

パーソナルジム経営に失敗する要因の1つは経営スキルの不足です。
適切な経営戦略・予算管理ができないと業績が悪化し、経営難に陥ってしまいます。

経営スキルの不足によって起きる4つの問題を紹介しましょう。

人件費が負担になっている

トレーナーの雇用に加え、受付や事務を担当するパート・アルバイトも雇用している場合など、スタッフの人件費が高くつくと収益を圧迫することになります。

人件費が負担になることで、集客のために必要な広告・宣伝費が掛けられなくなる悪循環に陥るでしょう。

効率的なスケジュール管理や自動化を導入し、人件費が削減できないかどうか工夫が必要です。

閑散期の赤字をカバーする体力がない

パーソナルジムは秋・冬にかけて閑散期に入ります。
この時期は集客が減少するため、売上はリピーター頼りになりがちです。

閑散期の赤字を乗り越えるためには、閑散期の赤字を乗り切る経済力と、効果的な集客施策を講じる必要があるでしょう。

適切な価格設定ができていない

適切な価格設定ができていないと、顧客獲得や収益の確保が難しくなります。
安くし過ぎると売上が伸びず、高すぎても敬遠されてしまいます。

大切なのはサービスの質と価格のバランスをとること。
クオリティが伴えば、多少価格が高くなっても問題ありません。

また、競合分析を行い、地域の市場価格に合わせた適切な金額設定をすることも重要です。

物件賃料が高過ぎる

立地条件や周辺状況の良い物件を選ぶことは大事ですが、高額な家賃は収益を圧迫する原因にもなりえます。

パーソナルジム開業の場所を選ぶ際は、家賃が資金源に見合っているかどうかを吟味することも大切です。

田舎のジム経営は失敗しやすいって本当?

田舎のパーソナルジム経営は、必ずしも失敗するとは限りません。
需要の多いエリアに開業するほうが集客には有利ですが、田舎でも需要の多い地域は意外とあります。

田舎で開業する場合であっても事前に地域のニーズを調査し、適切なマーケティング戦略を策定すれば、成功を収めることが可能です。

パーソナルジム経営成功に向けた準備

パーソナルジム経営に成功するためには、事前準備がものを言います。

集客方法を考えておく

パーソナルジムの経営に成功するためには、マーケティングの知識が必要不可欠です。

SNS運用・サイト作成・WEB広告・チラシのポスティング・無料カウンセリング実施など、自店のターゲット層に効果的な集客方法を検討し、計画的に展開していきましょう。

自店ならではの強みを明確化する

競争の激しいフィットネス業界で成功するために必須なのは、独自の強みを明確にし、それを生かしたサービスを提供することです。

独自のコンセプト・効果的なトレーニングプログラム・専門知識など、競合にはない価値を提供できることが集客において非常に重要です。

開業予定エリアの調査

パーソナルジムを開業するエリアを決める前に、市場調査が必要です。
調査を怠ると、後々集客に限界が出てくるおそれがあるでしょう。

地域の需要や競合情報を積極的に収集し、差別化や価格設定など、経営の方向性を決めるために最大限活用してください。

公式サイト・SNSの作成準備

ネット上の露出を増やすことは、認知拡大の方法として非常に有効な手段です。
コストをかけずに展開できる方法でもあるので、積極的に活用してください。

まずは自店の信頼性・安心感を与える上で重要な、公式サイトとSNSの作成準備をしましょう。

そして、ユーザーに有益な情報を発信するブログを運営し、専門性をアピールしていくことも効果的です。
WEBを上手に使った宣伝は、集客成功のカギとなるでしょう。

まとめ

パーソナルトレーナーが独立開業に失敗しないためには

  • パーソナルトレーナーとしての実績・経験・資格の積み重ね
  • 経営スキルの向上
  • 効果的な集客戦略
  • 競合との差別化
  • 開業エリアのリサーチ

などの下準備をしっかりと行う必要があります。

これができないパーソナルトレーナーは独立後に生き抜いていくことができないでしょう。
失敗する要因をあらかじめ潰し、リスクヘッジに生かしてください。

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