「トレーニングが趣味なので、パーソナルトレーナーとして独立できるかもしれない」
「未経験でいきなり独立しても、成功できるのだろうか?」
このように考えているパーソナルトレーナー未経験の方に向けて、いきなり独立して成功するのか否か?という疑問にお答えします。
今回の記事では、いきなり独立して成功できるのか?、独立したいパーソナルトレーナーに必要なもの、副業・週末起業という選択肢についてご紹介しましょう。
トレーニングへの情熱をビジネスに変えるための、参考にしてください。
パーソナルトレーナー未経験がいきなり独立しても成功できる?
今まで趣味でトレーニングを続けてきた人が、未経験でいきなり独立したら成功できるのでしょうか?
結論から言えば、それは厳しいでしょう。
いきなりの独立開業をおすすめしない理由について説明します。
未経験で独立しても成功する人は一握り
未経験で独立開業して成功する人たちはほんの一部です。
未経験者がいきなりパーソナルトレーナーとして独立しても、失敗する可能性のほうが高いと思ったほうがいいでしょう。
なぜなら、未経験者ではクライアントの信頼を得ることは難しいからです。
未経験のトレーナーと、指導経験豊富で実績のあるトレーナー、お客様がどちらに指導してもらいたいと思うかは明白ではないでしょうか?
いきなり独立開業をおすすめしない2つの理由
いきなり独立開業しても、パーソナルトレーニング業界で成功するためには難しい理由があります。
その理由を2つ紹介しましょう。
資格・実績がないと競争で生き残るのは難しい
フィットネス業界は競争が激しい世界です。
資格も実績もない場合、お客様からの信用を得るのは難しいと思ってください。
また、トレーニング歴が長くても、指導経験がなければお客様が満足できるサービスを提供できないかもしれません。
顧客は信頼できるトレーナーを求めています。
資格や実績は、その信頼を築く上で大きな柱の役割を果たすことになります。
資金面でのリスクが高い
独立開業には資金を必要とします。
初期費用の目安は300万円〜400万円、この他に毎月の賃料・光熱水費・広告宣伝費・人件費など、目安として月30万円〜80万円ほどのランニングコストがかかるでしょう。
収益確保の見通しが立たなければ、経済的に大きな痛手を負いかねません。
パーソナルトレーナー未経験の場合は、経験や知識を培ってからの開業がリスクヘッジにつながります。
独立したいパーソナルトレーナーに必要なもの
パーソナルトレーナーとしての独立を考える際、成功のために必要なのは、トレーナーとしてのスキルと経営技術です。
これらを事前にしっかり準備することが重要です。
独立したいパーソナルトレーナーに必要なものについて、トレーナーとしてのスキル・独立に必要な準備に分けて紹介します。
パーソナルトレーナーとして必要な経験・スキルを磨く
クライアントからの信頼を獲得し、成果を上げるためには、身体・トレーニングの知識、指導スキル、コミュニケーションスキルが必要です。
それぞれのスキルの詳細を説明しましょう。
身体・トレーニングの知識
パーソナルトレーナーとして成功するためには、身体や正しいトレーニング方法に関する深い知識を持っている必要があります。
また、栄養学・トレーニング理論・解剖学などの知識を習得することで、お客様に適切なアドバイスができるようになるでしょう。
日々、専門的な知識を深める努力をすることは、クライアントとの信頼関係の構築に役立ちます。
トレーニング法を指導するスキル
お客様に対し、トレーニングを的確に指導するスキルも重要です。
お客様の目標に合ったトレーニングプログラムを作成し、正しいフォームとテクニックを教えるスキルを育てるためには、とにかく経験を積むことが一番です。
経験を積むことで、あなたにしか提供できないプログラムが提供できるようになれば、お客様も自然とついてくるようになるでしょう。
良好な関係を築くコミュニケーションスキル
トレーナーとしての知識が豊富なだけでは、集客・リピート率UPは順調にいかないでしょう。
パーソナルトレーナーにとって非常に大切なのはコミュニケーションスキルです。
お客様と良好な関係を築き、そのニーズに応える能力を養うことは、お客様の満足度を高める上で必要です。
独立開業に必要な知識・準備
独立開業を考えているなら、顧客の信頼を得るための準備と、開業資金の準備が必要です。
次の3つのポイントを意識してください。
資格を取得して顧客に信頼感を与える
パーソナルトレーナーの独立開業において資格を取得することは必須ではありません。
しかし、資格を持つことはトレーナーとしての専門性を高め、顧客からの信頼を得るための大きな支えとなります。
お客さまも、あなたがトレーニングに関する知識と経験を持っていることがわかれば安心して指導を受けることができるでしょう。
集客の知識を身に着ける
集客力は成功を収めるために非常に重要です。
自分のパーソナルジムを開業するなら、独立前に顧客獲得・リピーター獲得のためにマーケティング知識を習得することをおすすめします。
特に、SNS運用・SEO対策など、WEBマーケティングの基本知識は身に着けておきましょう。
開業に向けて自己資金を貯める
独立開業には多くの資金を必要とします。
自己資金ゼロの開業では融資を受けられなかったり、不測の事態に対応できなかったりすることもあり、リスクが大きいので避けたいところです。
J-Net21(中小企業ビジネス支援サイト)の「起業マニュアル|自己資金の準備」では、開業費用の3〜5割程度の自己資金を準備するように促しています。
独立開業に向けて自己資金をコツコツ貯めていきましょう。
独立に向けて副業・週末起業からスタートする方法もある
パーソナルトレーナーとして独立したい場合、副業や週末起業から経験を積んでスタートする方法もあります。
副業は本業の他に副収入を得る仕事全般のことをいい、本業以外で雇用されて働くアルバイト・パートも含まれます。
週末起業とは本業を続けつつ、休日を利用して事業を起こすことをいいます。
それぞれの働き方について紹介しましょう。
副業パーソナルトレーナーとしての働き方
副業パーソナルトレーナーには、業務委託契約を結んで働く場合と、トレーナーとしての経験がなくても始めやすいアルバイト・パートとして働く場合があります。
副業する場合、本業とのスケジュール調整が必要です。
週末起業する場合としての働き方
週末起業のパーソナルトレーナーには、次のような働き方があります。
- パーソナルジムやフィットネスクラブとの業務委託契約
- レンタルジムスペースを借りてのトレーニング指導
- オンライン指導の活用
本業の休日を活用するため、本業と両立しつつ、実績を積めるのが特徴です。
独立に向けて副業・週末起業から始めるメリットとは?
独立を目指すパーソナルトレーナーとして、副業や週末起業からスタートするメリットとは何でしょう?
2つのメリットについて詳しく説明します。
スキルの向上につながる
副業や週末起業を通じて、指導やコミュニケーションスキルを向上させることができます。
実践を通じ、お客様と向き合う経験を積み重ねることで、トレーナーとしての実力と自信をつけることができるでしょう。
経済面でのリスクを最小限に抑えられる
副業・週末起業の場合、本業での安定した収入を維持しながら、独立開業へのステップを踏むことが可能です。
仮に上手くいかなかったとしても、経済面でのリスクを最小限に抑えることができます。
副業・週末起業のデメリット
副業や週末起業にはいくつかのデメリットも存在します。
3つのデメリットについて説明しましょう。
長時間労働による過労に注意
副業・週末起業では、本業と並行して働くことになるため、労働時間が長くなり、プライベートの時間が削れます。
長時間労働によって過労となり、健康状態に悪影響を及ぼすおそれもある点には注意しなければなりません。
実績がないと採用のハードルが高くなる
ある程度トレーナーとしての実績がないと、業務委託契約を結べない場合があります。
また、ジムによっては昼の時間帯に出勤を求められる場合もあり、日中に空き時間を確保できる仕事でないと求人応募のハードルが高くなるでしょう。
週末起業する場合は集客に苦労する覚悟が必要
週末起業する場合、資格や実績がないと、お客様対応や集客に苦労する可能性が高いでしょう。
最初は赤字経営になることも珍しくありません。
集客のコツを掴んで軌道に乗るまでには、半年以上の時間がかかると思ってください。
まとめ
未経験の人がパーソナルトレーナーとして成功するためには、いきなり独立開業に踏み切る前に、慎重な計画を立てましょう。
副業・週末起業からスタートすれば、トレーナーとしての実績・経験を積み重ねつつ、経済的リスクを軽減させることができます。
今持っているトレーニングへの情熱を、ビジネスへと昇華させるための準備をしていきましょう。
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