「パーソナルジムに関連するブログを書こうにも、何をどう書けばいいのか分からない」
「上位表示されるコツはある?」
「文章が苦手でも、上手く書く方法はある?」
SEO対策の一環でブログを書こうにも、初めてだと書き方がよく分からないですよね。
今回は、初心者でもとりあえず形にできる、SEOに強いブログの書き方を説明していきましょう。
この記事では、パーソナルジムのSEO対策に効果的なブログの書き方について、治療院・パーソナルトレーニングの店舗運営のサポートを行っているJMTA(一般社団法人日本メディケアトレーナー協会)が解説します。
ブログで集客したいと考えている方、ブログの書き方が分からない方は、ぜひ参考にしてください。
ブログを運営する目的は主に潜在顧客へのアプローチ
ブログを始める目的は集客アップのためかもしれませんが、もう少し具体的に掘り下げて理解しておくことで、ブログを書きやすくなります。
まず始めに、顕在顧客と潜在顧客の定義をご存知でしょうか?
顕在顧客 | 潜在顧客 |
ニーズが明確。その課題を解決するための手段(製品・サービス)を認知している。 | まだ自社のサービスを知らない。悩みや課題を抱えているが認識できていない。 |
ブログ運営でアプローチしたいのは、主に潜在顧客です。
潜在顧客のボリュームは、顕在顧客の数十倍に及びます。
潜在顧客へのアプローチによって、
潜在顧客⇒顕在顧客⇒ロイヤルカスタマー(自社サービスのファン)
となる可能性が高く、新規顧客の開拓にもつながるため、売上の拡大に効果的です。
ブログはコンテンツマーケティングに該当し、潜在顧客への代表的なアプローチ方法の1つ。
潜在顧客が抱える悩みや課題を具体化し、ニーズや課題を自覚させることで自社のサービスに結びつけることが、ブログの目的です。
SEO対策に強いブログの書き方
始めに小難しい話をしましたが、まずはとにかく記事を1本書き上げることが大切です。
記事作成の流れを掴んだら、あとは数をこなして精度を上げていきましょう。
これから説明する手順を基にすれば、初心者でもとりあえず記事を形にできます。
SEOに強いブログの書き方を紹介していきましょう。
テーマに基づいたキーワード選定
パーソナルジムに関連するテーマを選び、それに基づいたキーワードを選定します。
たとえば、「ダイエット」「筋トレ」「ボディメイク」などを軸(メイン)で狙うとしましょう。
これらのキーワード単体では意味が広すぎて記事のターゲットを絞りづらいので、関連キーワードを洗い出して、以下の例のように拡張するのが効果的です。
- ダイエット+食事
- 背中+筋トレ
- ボディメイク+女性+40代
関連キーワードの探し方には、以下の方法が挙げられます。
- Googleサジェストを確認する(検索バーに表示される検索候補のこと)
- 関連キーワードを見る(検索結果画面下部に『関連性の高い検索』として表示)
- キーワード調査ツールを使う
無料のキーワード調査ツールで初心者におすすめなのは以下の3つです。
競合調査の確認ポイント
キーワード選定の次は、そのキーワードで競合他社がどのようなキーワードでコンテンツを作成しているかを調査します。
調査するのは、1ページ目に表示されているサイト全てです。
競合調査では、以下のポイントをチェックしましょう。
- どのような内容を書いているのか?
- 検索意図は満たしているか?
- より優れた記事が書けそうか?
- 別の視点から記事が書けるか?
- 文字数はどれほど書いているのか?
評価されている記事を調査したうえで、ポイントは押さえつつ競合との差別化を図り、上位表示を狙うための戦略を練ります。
Q&Aサイトが1ページ目にある場合はチャンスです。
検索内容に合った記事がないために、Q&Aサイトが上位表示されている可能性があります。
検索意図を把握する方法
SEOに強いブログ記事を作成するためには、「そのキーワード検索でユーザーが何を求めているのか?」、その意図を理解することが最も重要です。
なお、検索意図は自分自身が考えなければならず、はっきりとした正解があるわけではありません。
検索意図を考えるための方法には、以下の3つがあります。
3つを組み合わせて考えてみましょう。
- 上位表示されている競合のコンテンツから読み取る
- SNSやQ&Aサイトで検索してユーザーの悩みを調査する
- 実体験から推察する
構成(見出し)を考える
ユーザーにとって読みやすい構成にすることは、SEOにおいても重要です。
いきなり本文を書くのではなく、まずは構成(見出し)を決めましょう。
見出しは目次になる部分です。競合調査で確認した内容を参考に構成していきます。
先に見出しを決めておけば、本文も書きやすくなります。
上位表示できるかは、この構成の質によって左右されると言ってもいいでしょう。
構成は大見出しと小見出しを使って記事の流れを作り、読者がスムーズに情報を得られるようにすることがポイントです。
この記事の構成例
ブログを運営する目的は主に潜在顧客へのアプローチ(H2)
SEOに強いブログの書き方(H2)
└テーマに基づいたキーワード選定(H3)
└競合調査の確認ポイント(H3)
└検索意図を把握する方法(H3)
└構成(見出し)を考える(H3)
読みやすい本文を書くための4つのコツ(H2)
└ユーザーが得たい情報を簡潔にわかりやすく伝える『PREP法』(H4)
└本文は改行・画像・装飾などを駆使して読みやすくする(H4)
└一文を長くしないよう気を付けよう(H4)
└同じ文末表現の連続を避けることでテンポが良くなる(H4)
ブログは書いたら終わりではない?運用における4つのコツ(H2)
└定期的に情報を更新する(H3)
└低品質な記事はリライトで改善を目指そう(H3)
└似たようなキーワードの記事が複数ないかチェックする(H3)
└アクセス解析を行う(H3)
ブログ運営のメリット(H2)
└自サイトが上位表示しやすくなる(H3)
└継続的な集客に役立つ(H3)
└広告費の節約につながる(H3)
まとめ(H2)
読みやすい本文を書くための4つコツ
構成に基づいて本文を書くにあたり、ユーザーが読みやすいよう工夫することが重要です。
読みやすい本文を書くための4つのコツを紹介していきましょう。
ユーザーが得たい情報を簡潔にわかりやすく伝える『PREP法』
WEBは書籍と違い、すぐに離脱されやすい特徴があります。だらだらと文章を書いても読んでもらえません。
したがって、ユーザーが得たい情報を簡潔に、分かりやすく書くことが大切です。
初心者におすすめの書き方は『PREP法』です。
- P(Point):始めに結論を書く
- R(Reason):理由や根拠を説明する
- E(Example):事例・具体例を交えて解説する
- P(Point):理由や事例を踏まえた結論を書く
この方法を使うと、わかりやすく簡潔に伝えられます。
また、難しい言い回しはできるだけ避けて、シンプルな表現を心掛けましょう。
本文は改行・画像・装飾などを駆使して読みやすくする
本文は読みやすいよう適度に改行しましょう。改行の目安は
- PCサイトで3行
- モバイルで5行
です。
改行のほか、箇条書き、表の使用、画像の挿入、要所を太字で強調するなどのメリハリをつけることも可読性を高めるコツです。
一文を長くしないよう気を付けよう
一文を長くしないよう気を付けることも大事です。
目安は60字以内と言われていますが、一文が2行を超える場合は、より簡潔にできないか考えてみましょう。
なお、絶対に短く収めなければいけないわけではないので、目安として捉えてください。
同じ文末表現の連続を避けることでテンポが良くなる
同じ文末表現(語尾)が連続しないよう意識することで、テンポよく読めるようになります。
たとえば、
「筋トレをするとかえって太くなると思い込んでいる女性は多いです。
しかし実際には、筋トレは引き締まった身体を作り上げます。
ボディラインを美しく見せるために筋トレは必要です。」
という文章だと、同じ文末表現が連続していてつたない印象です。
そこで、文末表現に変化をつけてみましょう。
「筋トレをするとかえって太くなると思い込んでいる女性は多いでしょう。
しかし実際には、筋トレは引き締まった身体を作り上げます。
ボディラインを美しく見せるためには、筋トレは欠かせません。」
文章のテンポが良くなって読みやすくなったと思いませんか?
同じ文末表現は、連続2回までの使用を目安にするといいでしょう。
ブログは書いたら終わりではない?運用における4つのコツ
ブログは書いたら終わりではなく、また、上位表示されたからといってゴールでもありません。
Googleの評価基準が変わったり、競合に順位を追い抜かれたりすることがあるため、書いた記事を定期的に見直し、改善していく必要があります。
定期的に情報を更新する
ユーザーは新しい情報を求める傾向にあるため、ブログの情報が古いと離脱されてしまう可能性があります。
離脱が増えることでGoogleからの評価が下がることにつながりかねません。
既存記事の情報が古くなっていたり、間違ったりしていないか定期的に見直しましょう。
低品質な記事はリライトで改善を目指そう
低品質な記事とは、
- 他サイトからコピペしている
- 生成AIで作成し、人の手で編集されていない記事
- 文字数が少なく内容が薄い
- 検索意図に合わない
のことです。
特に、コピペして作成した記事はGoogleから悪質なサイトと判断されてペナルティを受ける可能性があり、注意しなければなりません。
低品質な記事は、リライトを行って質を改善していきましょう。
似たようなキーワードの記事が複数ないかチェックする
サイト内に似たようなキーワードの記事が複数ある場合、重複コンテンツとなってしまうおそれがあります。
重複コンテンツはコピーコンテンツとも呼ばれ、SEOに悪影響を及ぼす可能性があります。
記事の見直し作業によって必要なくなった記事は、削除するかnoidexタグを設置するなどしましょう。
アクセス解析を行う
上位表示を狙うなら、アクセス解析のツール活用は外せません。
GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールを導入して、アクセス解析を行いましょう。
アクセス解析によって、PV数(閲覧数)や検索キーワード、使用デバイスなどが分かります。
こうしたページの状況を把握することで、改善すべき問題点が見えてくるでしょう。
ブログ運営のメリット
ブログ運営の効果が出るまでには時間も労力も必要とする点がデメリットといえますが、それでも行うだけの価値があります。
上位表示されるようになれば、継続的な集客効果を得られるうえ、広告費の削減にもつながるからです。
最後に、ブログを運営するメリットを再確認して、モチベーションを上げていきましょう。
自サイトが上位表示しやすくなる
ブログによるSEO対策を続ければ、検索結果で自社パーソナルジムが上位表示されやすくなります。
これは、定期的にパーソナルジムと関連性の高いコンテンツを投稿することで、検索エンジンによる自サイトの評価が向上するからです。
良質なコンテンツを作成して、ユーザーやGoogleからの評価を獲得しましょう。
継続的な集客に役立つ
ブログ運営によって関心を引き続けることは、継続的な潜在顧客の獲得に役立ちます。
上位表示されてブログのアクセスが増加すれば、コンバージョンの増加も期待できます。
パーソナルジムならではの専門知識を活かしたコンテンツを発信して、潜在顧客に対して自社の専門性と信頼性を示していきましょう。
コンバージョンとは?
サイトの訪問者を顧客へと転換することを指しています。
広告費の節約につながる
ブログでのSEO対策によって、広告に頼らない集客システムを作ることが可能です。
上位表示されればページのアクセスが増加するため、これまで広告にかけていた費用の節約につながるでしょう。
まとめ
ブログを書く際はユーザーファーストの視点を大切にしましょう。
慣れるまでは、ブログ記事を書くのに時間がかかります。
良質なコンテンツの作成するためには、それなりの手間も必要になるでしょう。
もし、自分で投稿し続けることが難しければ、外注化を検討することをおすすめします。
なお、SEO対策の効果が出るまでの期間は、Googleの公表では4ヶ月~1年とされています。
とにかく焦らず、根気強く、長期的に取り組み続けることが、SEO対策の肝と言えるでしょう。
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