「整体とパーソナルトレーニングの融合って難しい?」
「治療院の差別化を強化したい」
「パーソナルトレーニング+整体のメリット・デメリットって何?」
「売上を増やして経営を安定させたい」
こんな疑問や考えをお持ちの治療院経営者のために、実際の体験に基づいて『パーソナルトレーニング+整体』事業の難しさやメリットをご紹介します。
今回は、整体×パーソナルトレーニング事業の難しさとメリットについて、パーソナルトレーニングの店舗運営のサポートを行っているJMTA(一般社団法人日本メディケアトレーナー協会)が解説します。
パーソナルトレーニングの導入を考えている整骨院や整体院の方は、ぜひご覧ください。
こんなお悩みは
ありませんか?
- 思うように集客できない
- スタッフの育成が難しい
- 競合他社との差別化が難しい
JMTAのセミナーではそんなあなたにピッタリのセミナーをご用意!
パーソナルトレーニング+整体事業を導入している事業が少ない理由
整体×パーソナルとレーニングが難しいという話をよく耳にします。
検索してみれば分かるように、確かに両方を扱っている事業はそうありません。
小規模で整体+パーソナルトレーニングを導入している治療院はありますが、多店舗展開できているところはなかなかないのが実情。
なぜかというと、このビジネスモデルをやっていくのは難しいからだと思われます。
難しい理由について、詳細を説明していきましょう。
従業員の育成に時間がかかるので多店舗展開が遅い
まず、従業員が整体もパーソナルトレーニングもできるように育成しなければなりません。
これが、パーソナルトレーニングだけなら、即戦力になるスタッフの採用を繰り返せば店舗展開が可能です。メニューもトレーニングだけで構成できます。
出店して経験者を採用⇒店舗運営の成立⇒再び出店
これを繰り返せば店舗展開ができるモデルです。
しかし、整体とトレーニングの両方の経験を持つ人はあまりいません。即戦力になるスタッフがいないのです。
そこで、両方できるよう時間をかけて育成していく必要があります。その分、デビューも遅れるので回収も遅れます。すると、出店も遅れてくる。
これが、多店舗展開が難しい理由です。
研修制度の確立が難しい
整体とパーソナルトレーニングの融合モデルを扱うとなれば、研修体制の構築も難しいです。
そこで、JMTAでは独自の研修所を作り、研修体制を強化しています。
自社の社員に限らず、外部の先生にも研修に来てもらっています。
外部からスタッフを預かって研修し、終わったら店舗に戻ってデビューしていただく。
このようなことも行っているので、研修や育成にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
メニュー構成も難しさの1つ
パーソナルトレーニング+整体事業においては、メニュー構成も難しさの1つです。
- どんなメニューを作るのか?
- 予約管理はどうするか?
- カルテはどのようにするのか?
ということを、治療とトレーニング、2つの属性のあるお客さまにどう合わせて、店舗の中でどう落とし込んでやっていくのかも難しいところです。
整体×パーソナルトレーニング事業を始めるメリット
両方を扱う事業の難しさについて先に紹介しましたが、もちろん、メリットも非常に大きいです。
整体×パーソナルトレーニング事業を始めるメリットを説明していきましょう。
求人応募が増える
整体×パーソナルトレーニング事業が少ないこともあり、ASFiT(アスフィット)では月に数十名からの応募をいただいています。
面接で応募した理由を聞くと、
「整体とパーソナルトレーニングの両方をやることは体にとって大切だけど、両方扱っているところがあまりないから」
との回答が多いです。
求人で困っている治療院の方には整体×トレーニングの融合モデル導入をおすすめします。
他院との差別化ができる
施術系のメニューで他院と差別化することに、限界を感じている方もいるのではないでしょうか。
美容系やリラクゼーションなどのメニューは飽和状態ともいえます。
この中で、今から頭1つ抜けるのは非常に難しいでしょう。
一方、整体×パーソナルトレーニング事業はまだ競合が少なく、参入障壁も低いです。
スペースも最低ベッド2台分あればスタートできます。
トレーニングマシンも大型のものは必須ではなく、小型の器具を用意して始めればできてしまいます。
周囲と差をつけるには、ブルーオーシャン戦略を実行する勇気も必要です。
対応できるニーズの幅が広がる
施術のみでは対応できなかったお客さまのニーズに応えられるようになることもメリットの1つです。
施術だけでは治療が難しかった、
- 体重過多
- 筋力不足
- 姿勢不良
などの痛みの原因に対してアプローチが可能となり、カラダを根本から改善するサポートができるようになります。
痛みやコリの改善に加えて、ダイエットやボディメイクにもなるので、幅広い層のお客さまに満足してもらえるサービスを提供しやすくなるでしょう。
継続的な売上につながる
パーソナルトレーニングは継続することで効果が出るものです。
継続性のあるものは売上の見込みも立てやすく、経営が安定しやすくなります。
たとえば、1人来院してもらったら、売上が5~10万円と上がる形にしないと広告費ばかりかかって利益が残りません。
施術とトレーニングの融合で、1人のお客さまと長くお付き合いできれば、新規顧客の獲得にかけるコストや手間の削減にもつながるでしょう。
まとめ
整体+パーソナルトレーニング事業は、
- 育成に時間がかかるため、多店舗展開が遅れる
- 研修制度の構築が難しい
- お客さまに合ったメニュー構成が難しい
という理由から参入が少ないことが考えられますが、
- 求人応募が増える
- 他院との差別化ができる
- お客さまのニーズに幅広く対応できるようになる
- 継続的な売上につながる
といった大きなメリットがあります。
JMTAでは、研修・育成はもちろん、メニュー構成についても無料セミナーでお話しています。
融合モデルの導入に興味がある方は、お気軽にご参加・ご相談ください。