SEO対策における検索キーワードってそもそも何？なぜ重要なの？

「SEOでよく聞く検索キーワードって具体的に何のこと？」
「キーワードはどういう基準で選べばいい？」

このように、初心者の方はSEO対策を学んでいるとでよく出てくる『検索キーワード』について、具体的に分かっていないこともあるでしょう。

検索エンジンは、ユーザーが検索したキーワードとWebサイトの内容を照らし合わせてWebサイトを検索結果に表示しています。

自社サイト（自分のブログ）のターゲットとなるユーザーが使用するキーワードを狙って上位表示できれば、効果的な集客ができるでしょう。

そのため、キーワードの選定は自社の認知拡大や顧客獲得において非常に重要な作業となってきます。

そこで、今回はSEO対策における検索キーワードについて、治療院・パーソナルトレーニングの店舗運営のサポートを行っているJMTA（一般社団法人日本メディケアトレーナー協会）が解説します。

WEB集客のためにブログを始めたい方、SEO対策を学び始めたばかりの方は、ぜひ参考にしてください。

SEO対策における検索キーワードとは何か？

SEO対策における検索キーワードとは、簡単に言うと、検索エンジン（GoogleやYahoo!など）で何かを調べる時に使われる言葉のことです。
たとえば、

といった言葉が検索キーワードになると言えば分かりやすいでしょう。

『検索クエリ』とは、ユーザーが実際に検索窓に入力した単語やその組み合わせのことです。

一方、キーワードはマーケターが顧客のターゲティングのために使う言葉で、ユーザーの検索意図を把握するためのものです。

SEO対策は、自社サイトを検索結果の上位に表示させるための取り組みです。
この取り組みのためには、キーワードの選定が欠かせません。

検索エンジンは、ユーザーが検索したキーワードとWebサイトの内容を照らし合わせて、どのWebサイトを上位に表示するかを決定します。

つまり、あなたの会社やお店のWebサイトの内容が、そのキーワードで検索したユーザーの疑問や悩みを解決するのに有益であると検索エンジンから判断されるほど、上位表示されやすくなるのです。

そこで、自社のターゲットとなるユーザーが使用するキーワードを想定して、あらかじめ解答となるコンテンツ（ブログ記事）を用意しておくことで、自社サイトへの流入を増やせます。

そして、自社サービス・商品の認知拡大や顧客獲得につなげることがSEO対策の最終的な目的です。

したがって、購買行動につなげるためにも、キーワードは自社ターゲットのニーズに合ったものを選定することが非常に重要なのです。

では、ここからは適切にキーワードを選ぶための方法を4つの流れに分けてわかりやすく紹介します。

まずは自社が作成する記事のテーマを考えます。
テーマを決める際は、以下のポイントをもとに考えましょう。

たとえば、パーソナルジムが記事を作成する場合は、

といったキーワードを用いることが考えられます。
テーマとなるキーワードのことを『メインキーワード』と言います。

次に、メインキーワードと関連性の高いキーワードを探しましょう。
たとえば、

といったように、「メインキーワード＋〇〇」の〇〇部分が関連するキーワードに該当します。関連するキーワードを探す初心者におすすめの方法として、以下の2つが挙げられます。

続いて、そのキーワードで検索している人がどれくらいいるのかを調査します。これを『検索ボリューム』といい、検索ボリュームが高いキーワードほど上位争いの競争の難易度も高くなります。

検索ボリュームごとに分類されているキーワードの特徴は以下のとおりです。

種類	月間検索ボリューム	SEO対策から見た特徴	具体例
ビッグキーワード	月間検索ボリューム10,000回以上	多く検索に使用されるキーワードです。上位表示できれば大量の流入が期待できますが、競争が激しく、上位表示は難しいです。	『ダイエット』
ミドルキーワード	月間検索ボリューム1,000～10,000回	特定のニーズに焦点を当てたキーワードです。ビッグキーワードほど競争が激しくないため、適切なSEO対策を施せば上位表示しやすくなるでしょう。	『ダイエット健康』
スモールキーワード（ロングテールキーワード・ニッチキーワード）	月間検索ボリューム100～1,000回	検索ボリュームが低く競争相手も少ないキーワードです。ニッチなニーズや質問に対応できるため、特定のターゲットに訴求しやすいでしょう。	『ダイエット糖質制限レシピ』