「SEO対策はプロに外部委託すべき?」
「自社で行うほうがいい理由はある?」
「外部委託と自社で行う場合のメリット・デメリットを知りたい」
整骨院の規模が大きくなってくると、このような疑問や不安を抱く方も多いのではないでしょうか?
SSEO対策会社や制作会社にSEO対策を依頼する「外注」と、自社でSEO対策を行う「内製化」の2つの視点から徹底的に比較し、整骨院経営者が抱える疑問に答えます。
まずはそれぞれのメリット・デメリットを詳しく解説し、自院に最適な選択ができるよう、具体的なステップもご紹介しましょう。
今回は、整骨院のSEO対策は外部委託と自社のどちらで行うべきか?について、治療院・パーソナルトレーニングの店舗運営のサポートを行っているJMTA(一般社団法人日本メディケアトレーナー協会)が解説します。
どちらにすべきか悩んでいる整骨院経営者の方は、ぜひ参考にしてください。
トレーニング事業への参入をお考えですか?
- 思うように集客できない
- 一見客が多く頭打ちになっている
- 競合と差別化したい
このようなお悩みはぜひJMTA(一般社団法人日本メディケアトレーナー協会)にご相談ください。
整骨院・整体院経営からトレーニング事業に参入したノウハウをお伝えいたします。
外部委託のメリット・デメリット
SEO対策を外部委託するのに向いているケースは以下のとおりです。
外部委託のメリット・デメリットから解説していきましょう。
外部委託のメリット
外部委託する3つのメリットは、以下の3点です。
- プロに最適な施策を行ってもらえる
SEO対策は専門的な知識と経験が必要になります。外部委託にすれば、プロの視点から最適な対策を提案してもらうことができます。 - 自社で人材を確保しなくてもいい
外部委託にすれば自社で人材を確保・育成する必要はありません。また、SEO対策でやることは多いため、外注すればその時間を他の業務に充てられます。 - 最新のSEOトレンドに対応できる
Googleアルゴリズムは変化していくため、常に情報収集が必要ですが、外部委託であれば常に最新のトレンドに対応した対策をしてもらえます。
外部委託のデメリット
次に、外部委託する2つのデメリットを確認しておきましょう。
- 費用がかかる
外注する範囲にもよりますが、それなりの費用がかかるため、予算との兼ね合いを考慮する必要があります。 - 自社ノウハウが蓄積されない
外部委託先に丸投げしていると、ノウハウが蓄積されず、長期的に見ると費用がかさみます。
自社で行う(インハウスSEO)メリット・デメリット
SEO対策を内製化することをインハウスSEOと言います。
インハウスSEOは以下のケースに向いています。
自社でSEO対策を行う場合のメリット・デメリットを解説していきましょう。
インハウスSEOのメリット
まずは、インハウスSEOのメリット3点を紹介します。
- 外注費用の削減
インハウスSEOの実現により、SEO対策にかかる外注費用が削減できます。ただし、内製化しても人件費やサーバー代、ツール導入費等の諸経費はかかります。 - 自社の状況に合わせた対策が可能
自社の状況を深く理解している社内で対策できるため、スピーディかつ柔軟な対応ができます。 - ノウハウが蓄積される
SEOに関するノウハウが蓄積されることで、成果の出せる人材が育つきっかけになり、あらゆるマーケティング活動でも活用でき、長期的な視点で見れば企業全体の成長につながります。
インハウスSEOのデメリット
続いて、インハウスSEOにおけるデメリット3点を確認しましょう。
- 専門知識を持った人材を確保する必要がある
未経験者しかいない状況では、インハウスSEOの実現は困難です。専門知識を持った人材を確保する必要があります。 - 時間と手間がかかる
SEO対策はすぐに成果が出るものではありません。内製化の直後はなおさらです。成果が出るまでに時間と手間がかかることを念頭に置かなければなりません。 - 従業員が退職すると影響が大きい
SEO担当者が1人の場合、その人が退職すると一からのやり直しになるリスクがあります。業務が属人化(その人でなければ分からない状態)しないよう気を付けなければなりません。
整骨院のSEO対策は外部委託or自社のどちらがいい?
さて、現在SEO対策を外注している先生方も多いと思いますが、ある程度整骨院の規模が大きくなってくると、自分たちで行うことを検討し始める方も多いでしょう。
そこで、SEO対策は外部委託すべきか、自社で行うべきかについて解説します。
理想は自社で行えるようになること
結論から言えば、SEO対策は自社で行えるようになることが最終的な理想です。
外部委託だと、
- 集客に関して委託先の業者への依存度が高まる
- 自社のノウハウが蓄積されない
- 突然委託先との関係が解消される可能性がある
などの理由で、事業にとってのリスクとなり得るからです。
しかし、社内でSEOやマーケティングに詳しい人材がいない場合、内製化は非常に難しいでしょう。
自社でSEO対策(インハウスSEO)を実現するためには、ふさわしい人材をSEOの専任者として配置する必要があります。
SEO対策はそれだけで業務が膨大であり、他の業務の片手間に行って成果を出せるものではないからです。
まずはコンテンツSEOから取り組もう
SEO対策は自社で行えるようになることが理想です。しかし、いきなり全てを内製化するのは難しいでしょう。
そこで、少しずつ自社で取り組む範囲を広げ、最終的に完全内製化する形を目指すのがおすすめです。
まずは、低コストで始められ、専門知識がない状態からでも取り組みやすい『コンテンツSEO(記事作成)』から始めるといいでしょう。
整骨院としての専門知識・自院の特長・サービス等を、誰より理解している自社でコンテンツ制作に取り組めば、外注するより独自性や質の高い情報を発信できます。
まとめ
自院の状況や目標に合わせて、外部委託とインハウスSEOのどちらが最適かを慎重に検討しましょう。
内製化を進めていきたいなら、コンテンツSEOから始めることをおすすめします。コンテンツ制作を通して、徐々にSEOの知識を習得していくといいでしょう。
外部委託と内製化を組み合わせている企業も多いです。専門的な作業は外注に任せ、自社ではコンテンツ作成や分析に注力することで、効率的にSEO対策を進められるでしょう。