あなたのお店ではどんなスタッフ紹介を掲載していますか?
どんなトレーナーがいるか分からない!という小規模店舗のホームページが結構見受けられますが、正直もったいないです。
パーソナルジムのスタッフ紹介ページは集客だけでなく、組織や採用活動においても重要な役割を担っています。
そこで今回は、ジムの魅力を伝え、集客につながるスタッフ紹介ページの重要性と作り方についてご紹介していきましょう。
この記事は、治療院・パーソナルトレーニングの店舗運営のサポートを行っているJMTA(一般社団法人日本メディケアトレーナー協会)が解説します。
集客を増やしたい方は、ぜひご覧ください。
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このようなお悩みはぜひJMTA(一般社団法人日本メディケアトレーナー協会)にご相談ください。
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パーソナルジムがスタッフ紹介を掲載することの効果
スタッフの紹介は、集客に影響する重要なアピールポイントです。
スタッフ紹介をするメリットについて解説していきましょう。
顧客の安心感につながる
お客さまは来店前に不安を感じているものです。ましてや、トレーナーに対して「体育会系で怖い」というイメージを持っている方も少なくありません。運動が苦手な方ならなおさらでしょう。
そんなパーソナルトレーナーとマンツーマンでトレーニングを行うわけですから、安心感は非常に重要です。
相手の顔が分かれば、実態のある店舗である実感が増し、実在する人物であると認識されることで警戒心が和らぎます。
プロフィールがあれば、人となりやスタンスも伝わるでしょう。
自分との共通点が見つかれば、親近感も湧き、お客さまの安心感につながるのです。
パーソナルジムの信頼性の獲得に貢献
スタッフの経歴や得意分野、資格などを紹介することは、ジムの専門性や個性のアピールにつながります。また、こうした情報は、お客さまにとって信頼できるトレーナーかどうかの判断材料としても重要です。
個別ニーズに応えられるトレーナーがいることが伝われば、自分のお店を選んでもらいやすくなるでしょう。
スタッフの所属意識が高まる
スタッフ紹介は集客だけでなく、組織への帰属意識も強めることも期待できるでしょう。
スタッフ紹介がホームページに載ることでスタッフの所属意識が高まり、組織の一員としての自覚を持って行動するようになります。
また、自分の強みや個性をアピールできる機会を与えられることもあり、モチベーションが高まったり、自分のキャリアについて改めて考えるきっかけにもつながるでしょう。今後の目標への意識も高まります。
スタッフ紹介を載せる上での注意点
スタッフ紹介ページを作る上で気を付けたい、2つのデメリットとも言える点について解説しましょう。
スタッフに情報の扱いについて説明し同意を得ること
スタッフ紹介で掲載される氏名・写真・役職などの情報が公開されることで、知られたくない人に情報を知られる、悪意を持った第三者に利用される可能性がないとは限りません。
したがって、情報の公開前にスタッフの同意を得ることが必須です。
個人情報の取り扱いについて明確なプライバシーポリシーを定め、スタッフに周知徹底するといいでしょう。
また、後になって「○○のページに掲載されるとは聞いてない」「思ったのと違う紹介や写真の使い方をされた」とトラブルになる可能性もあります。
トラブル防止のため、掲載する情報の内容・媒体・目的、メリット・デメリットなどについてもしっかり説明しておきましょう。
情報は常に最新の状態を保つこと
スタッフ写真の撮影やプロフィール情報の収集には、時間と手間がかかります。
また、退職したスタッフをいつまでも掲載している、入社したスタッフの情報がないなど、掲載情報と現状が異なることでお客さまに誤解を与えてしまう可能性があります。
常に情報を最新の状態に保つ必要がある点に注意しましょう。
情報を整理して分かりやすく提示すること
スタッフの数や情報量が多いと紹介ページが見づらくなります。
お客さまが閲覧しやすいようレイアウトや情報を整理し、分かりやすく提示することを心がけましょう。
トレーナーの情報を店舗別・目的別・得意分野別などにカテゴライズするなどの工夫も効果的です。
パーソナルジムのスタッフ紹介はどんな内容にすればいいのか?
あなたのパーソナルジムでは、どのようなスタッフ紹介を載せていますか?
まだないなら今すぐ作りましょう。
お客さまに魅力が伝わる紹介内容について解説していきましょう。
①基本情報
- 顔写真
- 氏名(ふりがなもあると望ましい)
- 役職
人の印象は見た目が9割と言いますが、顔写真はどんな人がお店にいるかを伝えるのに最も有効な手段。
相手の顔が見えることで「実在する人物」として認識され、お客さまの親近感や安心感にもつながり、利用してもらいやすくなります。
また、氏名や役職はネームストラップやバッジに記載しておくといいでしょう。誰がスタッフなのかが分かりやすく、名前も覚えてもらいやすくなり、安心して声をかけられます。
②経歴・資格
- 職務経歴
- 保有資格
- スポーツ経験
- 実績
- 学歴
このような情報はトレーナーとしてのスキルや実績をアピールする上で有効です。
特に、保有資格や経験年数はお客さまにとって分かりやすい判断材料。信頼獲得につながりやすいでしょう。
③得意分野・指導方針
- 得意分野(ダイエット、ボディメイク、機能改善、スポーツパフォーマンス向上など)
- その人のスタンス
- お客さまへのメッセージ
お客さまは1人ひとり、異なる目的を持っています。
そのニーズに応えられるトレーナーがいると示すことで、お客さまの目に留まりやすくなり、不安感の払拭にもつながるでしょう。具体的なキーワードで得意分野を記載することで、SEO対策になることも。
④ パーソナルな情報
- 趣味
- 休日の過ごし方
- 座右の銘など
お客さまはトレーナーとの共通点を見つけることで親近感が湧きます。両者に共通の話題があれば、関係性の構築にも役立つでしょう。
また、ユーモラスな自己紹介は親しみやすさをアピールできます。
お客さまと会う前から関係性が始まっていることを意識しましょう。
スタッフ紹介は採用活動にも影響する
コーポレートサイトでスタッフ紹介(社員インタビュー・入社後の感想など)を載せることは、求職者に対するアピールになります。
ジムの理念や価値観に加え、入社後に先輩となるスタッフの働き方やキャリア、人物像などの情報が伝わることで、応募意欲の向上や採用のミスマッチの減少につながるでしょう。
自社サイトからの応募が増えれば、採用コストの削減にもなります。
コンテンツ作成の手間はかかってしまいますが、掲載することをおすすめします。
ASFiT(以下:アスフィット)でも、コーポレートサイトに「先輩の声」やインタビュー動画を紹介しています。詳しくは、以下のページを参考にしてください。
ASFiTのスタッフ紹介事例
ここからは、アスフィットの実際のスタッフ紹介事例をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
【事例①】ホームページ
アスフィットのスタッフ紹介は店舗別に掲載しています。内容は以下の画像をご参照ください。

また、店長の場合は個別ページだけでなく、店長挨拶も紹介しています。

【事例②】自己紹介動画
ホームページの個別ページには、Youtubeの紹介動画も掲載しています。
お客さまが観やすいよう情報は詰め込まず、長くても約1分に収めています。
【事例③】インスタ
アスフィットの採用活動用のインスタで載せているスタッフ紹介の内容をご紹介します。
- 氏名
- 年齢
- 出身
- 前職
- 社歴
- 入社理由
- 入社後の感想
- 今後の目標
オフショット提供があるスタッフは、小さくですが掲載しています。
これがあると、一個人としての親しみやすさが増します。
【事例④】ネームストラップ
WEB上の紹介も重要ですが、現場での分かりやすさも非常に大切です。
アスフィットのスタッフには制服だけでなく、ネームストラップを下げてもらっています。
前述したとおり、お客さまにとって誰がスタッフなのかが分かりやすく、名前を呼びやすくなる効果があります。
ネームコーリング効果とも言い、名前を呼ぶことは親しみを湧かせるので円滑なコミュニケーションの一助になるため、関係性を築く上でも役立ちます。
お客さまの目に触れる機会が多いので、ジムのロゴやブランドカラーを入れることでブランディングにもつながります。
まとめ
パーソナルジムのスタッフ紹介を載せることで、お客さまが来店しやすい環境をつくり、スタッフの所属意識を高める効果があります。コーポレートサイトの場合、採用活動にも良い影響を与えるでしょう。
ただし、スタッフ紹介ページを作成するにあたり、プライバシーへの配慮やこまめな情報更新が必要です。スタッフの情報がどこでどのように使われるかを説明し、同意を得ることを忘れないようにしましょう。
魅力的なスタッフ紹介の参考に、他にも色々な企業のホームページを見てみてはいかがでしょうか?