女性特化型パーソナルジム開業のメリット・デメリットとは?

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「女性特化型パーソナルジムをつくるメリットは何?」
「女性専用の店舗運営のデメリットはある?」
「押さえておきたいポイントが知りたい」
こんな疑問をお持ちではありませんか?

女性特化型パーソナルジムの需要は高く、今後も成長が見込まれる分野であると言えます。

女性専用ジムを運営するメリット・デメリットや、開業前に押さえておきたいポイントについて細かく見ていきましょう。

今回は、女性特化型パーソナルジムを開業するメリットについて、治療院・パーソナルトレーニングの店舗運営のサポートを行っているJMTA(一般社団法人日本メディケアトレーナー協会)が解説します。

独立開業を考えているトレーナーの方は、ぜひ参考にしてください。

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女性特化型パーソナルジムは需要が高い

近年、健康への意識は男女問わず高まっています。
特に女性の間では、単に痩せるだけでなく、「自分らしさ」「健康的で美しい身体」を求める傾向が強まっています。

これに伴い、食事管理や運動習慣の見直し、体質改善など、より専門的なサポートを求めるニーズが増加。パーソナルジムへの需要はさらに高まっていくことが見込まれます。

特に女性は、体型の変化(産後など)、体調の変化(更年期など)といったライフステージの変化に応じて身体の悩みを抱えやすく、専門的なアドバイスを求めている方も多いです。

女性専用ジムが増加している背景からも、需要が高く、将来性も十分にあると言えるでしょう。

女性特化型パーソナルジムを開業するメリットとは?

まずは、一般的なパーソナルジムと比べて、女性に特化したパーソナルジムを開業するメリットは何かを見ていきましょう。

女性特有のニーズに細やかに合わせたサービス提供が可能

生理周期、妊娠・出産、更年期など、女性特有の体調変化に合わせたトレーニングや食事指導、会員規約などを提供できるため、女性が安心して通えるジムがつくれます。また、

  • 部分痩せ(特に下半身やお腹周り)
  • 姿勢矯正
  • 産後ダイエット
  • 四十肩・五十肩改善

などなど、女性が抱えやすい悩みに特化したプログラムを組むことも可能です。
女性が求める理想の身体づくりに焦点を当てた、きめ細やかな指導ができるでしょう。

女性が安心して通える環境を提供できる

男性客の目を気にすることなくトレーニングに集中できる環境は、特に初心者の方にとって大きなメリットとなります。

また、トレーナーも女性であれば、体調や身体の悩み、ダイエットの不安などを気軽に相談できます。

困ったことを聞ける人がいることは精神的な安心感をもたらすため、パーソナルジムの継続利用にもつながりやすいでしょう。

コストを抑えた開業が可能

女性特化型となると設備投資に費用がかかるイメージがあるかもしれませんが、男性向けの大がかりなマシンを導入する必要性はありません。

男性用トイレや更衣室なども不要なので、初期投資額を抑えた開業が可能です。

もちろん、パウダールームやアメニティの用意など、快適さにこだわれば費用は高くつきます。しかし、ターゲット層のニーズを把握し、必要な設備を厳選すれば、顧客満足度を損ねることはありません。

効率的な集客・ブランディング戦略を練りやすい

「女性専門」が前提なので、ターゲットを絞った広告や宣伝活動が効果的に行えます。

また、同じ悩みを抱える女性同士の口コミは広がりやすく、既存顧客からの紹介や口コミを促進する施策が重要になります。口コミマーケティングを上手く活用すれば、高い集客効果が期待できるでしょう。

「女性専門」が競合との差別化になる

「女性専門」という看板は、専門性と信頼性をアピールする強力な武器となります。

男性もターゲットとする一般的なパーソナルジムが多い中、「女性専用」は、競合との差別化を図り、優位性を築くことができるでしょう。

高単価戦略も可能

価格競争に巻き込まれがちなパーソナルジムですが、女性特有のニーズに応える質の高いサービスを提供することで競合優位性を確立すれば、高めの価格設定も可能です。

女性特化型パーソナルジムを運営するデメリット

先にメリットを紹介しましたが、当然デメリットも存在します。
女性特化型パーソナルジム運営の難しさも把握しておきましょう。

トレーナーの採用・育成の難しさ

女性専門ジムの場合、女性トレーナーを求める顧客が多いため、女性トレーナーの確保が重要になります。しかし、経験豊富な女性トレーナーは人材不足の傾向があり、採用に苦労するでしょう。

育成コストがかかる

未経験だったり、経験の浅いトレーナーを採用したりする場合、育成に時間とコストがかかるでしょう。

また、女性特有の体調や身体の悩みに対応できる専門知識やスキルを習得させる必要があり、育成プログラムの構築も重要になります。研修体制をしっかり整える必要があります。

女性特化型の競合との差別化が難しい場合がある

女性専門のパーソナルジムが増加傾向にあり、競合との差別化が難しくなっていくでしょう。「女性専門」だけでなく、独自の強みや特色を打ち出して、付加価値を高める必要があります。

現状、女性専用パーソナルジムは都市部に集中している傾向がありますが、地方都市や郊外への展開も進んでいく可能性があります。競争優位性を高めたいなら、開業地域の調査も必須でしょう。

開業前に押さえておきたい重要なポイント

女性特化型パーソナルジムを開業する前に押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

明確なターゲット設定とコンセプト設計がカギとなる

単に「女性専門」ではなく、

  • 20代OL向け
  • 30代ママ向け産後ケア
  • 40代以降の健康維持・更年期ケア

など、具体的なターゲット層を設定することが重要です。
提供するプログラムや価格設定、立地、内装など、マーケティング戦略が明確になります。

また、ターゲット層のニーズに合わせたコンセプトを設定することで、他ジムとの差別化を図り、集客力を高める戦略を練っておきましょう。

女性が安心して通える環境を整える

女性が安心して通えるように、防犯対策も忘れずに行いましょう。これは防犯カメラの設置などといった設備面のことだけではありません。立地の選定段階から考慮することが重要です。

治安が良い地域を選ぶ、夜道が明るい、駅に近く人通りも多いなど、安心材料となる要素までしっかりチェックしましょう。

女性特化型ならではの配慮で通いやすいジムをつくる

顧客が妊娠、出産、育児、生理などの体調不良でトレーニングを中止・中断する場合の対応(体調不良時の対応、休会制度、返金制度など)を事前に検討しておきましょう。

子連れOKにすると、通いやすい環境を提供できます。
女性は男性に比べて体調の変化や家庭の事情でキャンセルせざるを得ない状況になることが多い傾向にあります。

無断キャンセルは例外として、厳しすぎる対応による顧客離れや関係悪化には注意しなければなりません。

整体&パーソナルトレーニングの二刀流で差別化を図りませんか?

トレーニングだけでなく、整体もできる女性専用パーソナルジムができたら、強いと思いませんか?

競争が激しいトレーニング業界で、トレーニングだけで戦っていると苦戦を強いられるでしょう。
武器を増やしたい方におすすめなのが、『整体&パーソナルトレーニング』です。

JMTAメディケアトレーナーアカデミーでは、パーソナルトレーニングだけでなく、整体や栄養、経営など、身体を総合的に診るための幅広いスキルを学べます。

  • 機能改善トレーニング
  • 姿勢矯正
  • 整体
  • 栄養
  • 経営

卒業生には認定資格【メディケアトレーナー®】を発行いたします。

JMTAが、ASFiT(アスフィット)の運営で得たノウハウをもとに、トレーナーとしての武器を増やし、競争に勝てる力をつけるためのお手伝いをいたします。

LINEやzoomの無料相談を受け付けています。興味のある方はお気軽にご相談ください。

まとめ

女性特化型パーソナルジムを開業するメリット・デメリットをまとめましょう。

メリットデメリット
①女性の細やかなニーズに対応したプログラムを提供できる
②女性が安心して通える環境を用意できる
③コストを抑えて開業可能
④効率的な集客・ブランディングがしやすい
⑤「女性専門」が競合との差別化になる高単価戦略も可能
①女性トレーナーの人材不足から採用・育成が難しい
②育成コストがかかる
③女性特化型の競合が増加していて差別化が難しい場合がある

また、単に「女性専門」というだけではなく、女性のどの層をターゲットにするか、絞り込みとコンセプト設定をしっかり行うことが重要です。

女性特化型パーソナルジムを開業するなら、立地選定の段階から戦略を練り、通いやすい環境を整えましょう。