「MEO対策を業者に依頼する場合の費用相場が知りたい」
「できれば費用対効果の高い施策を実施して成果を上げたい」
「自分で行うべきか業者に依頼すべきか悩んでいる」
「依頼するならどんな会社を選べばいい?」
このような悩みはありませんか?
近年、集客においてますます重要度が高まっているMEO対策。
Googleマップ上で上位表示を獲得することで、店舗への来店やサイトへの訪問を促し、売上向上や顧客獲得につなげられる、効果的な集客手段の1つです。
手間も知識も必要なMEO対策を業者に依頼すべきかどうか、予算をもとに考えたいという方も多いでしょう。
そこで、今回はMEO対策の費用相場と、自分で行うべきか業者に依頼すべきかの判断基準について、治療院・パーソナルトレーニングの店舗運営のサポートを行っているJMTA(一般社団法人日本メディケアトレーナー協会)が解説します。
自社の集客を強化したいと考えている方、信頼できる業者を見抜くポイントが知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
トレーニング事業への参入をお考えですか?
- 思うように集客できない
- 一見客が多く頭打ちになっている
- 競合と差別化したい
このようなお悩みはぜひJMTA(一般社団法人日本メディケアトレーナー協会)にご相談ください。
整骨院・整体院経営からトレーニング事業に参入したノウハウをお伝えいたします。
MEO対策にかかる費用相場
MEO対策の費用相場は以下の表のとおりです。
費用相場 | サービスの内容例 | |
初期費用 | 1万円〜5万円 | Googleマイビジネスの登録基本設定店舗写真撮影etc… |
成果報酬型 | 800円~2000円(日額) | 対策キーワード選定画像の追加・変更説明テキスト改善etc… |
月額固定型 | 3万円~5万円 |
成果報酬型は、検索結果で上位表示されたり、目標とした成果を達成したりした場合にのみ料金が発生するプランです。
成果が出ない場合は費用が発生しないため、効果を求める、かつ、余計な出費を抑えたい方にはおすすめです。
ただし、業種やエリアの競合状況によっては上位表示しやすいため、月額固定型より高くつく可能性もある点に留意しましょう。
費用に影響する6つの要素
業者ごとに費用やサービス内容は異なりますが、その費用を決める要素として、以下の6つが挙げられます。
初期費用 | 無料の業者も多い。費用がかかる場合はサポート内容について要確認。 |
対策キーワード数 | キーワードが多いと費用がかさむが、少なすぎても良くない。 また、ボリュームの少ないキーワードで上位表示しても集客効果は薄い。集客につながるキーワードが設定されているか確認が必須。 |
対策内容 | 画像投稿・サイテーション獲得・情報更新・口コミ対策・新商品の宣伝など、どこまで対応してくれるか確認する。 |
順位計測 | 取得するデータの内容や追加料金の有無、データに基づいた具体的な改善施策について事前確認をしておくこと。 |
契約期間 | 平均6ヶ月~1年程度。業者ごとの料金を比較検討して吟味しよう。 |
追加料金 | HPやLPの作成・SNS代行・写真撮影など、MEO対策以外の外部施策を行う場合は追加料金が発生するケースも。 |
費用だけでなく、自社の求めるサービスを提供してくれるかどうかも大切なチェックポイントでしょう。
MEO対策の費用対効果を確認するには?
MEO対策は、費用対効果の高いマーケティング施策と言われています。
SEOやリスティング広告に比べて外注費用が安く、顧客獲得にも高い効果を発揮します。
しかし、実際の費用対効果を確認するには、計算して検証する必要があるでしょう。そこで、計算方法を紹介します。
ROIを計算する
ROI(Return On Investment)とは、投資額に対する利益の割合を指標としたものです。
MEO対策に投資した費用に対して、どれだけの利益を上げられるのかを判断できます。
計算式は以下の通りです。
ROI = 利益・効果(売上-売上原価-販管費) ÷ 投資額) × 100(%)
ROIが100%を超えている場合は、投資した費用以上の利益を上げられていると判断できます。
利益・効果の算出方法
利益・効果を算出するには、MEO対策を導入する前と後の売上を比較する必要があります。
ただし、MEO対策の効果はすぐに表れるとは限らないため、長期的な視点で売上を比較することが重要です。
具体的には、以下の方法で利益を算出できます。
- 【前年比売上増加率】
前年と比較して売上が増加しているかどうかを確認します。 - 【新規顧客獲得数】
MEO対策導入後に獲得した新規顧客数を把握します。 - 【顧客単価】
MEO対策導入後に獲得した顧客の平均的な購入単価を把握します。
MEO対策業者選びのポイント
MEO対策の効果を最大限に発揮するためには、実績豊富な信頼できる業者を選ぶことが重要です。
そこで、MEO対策業者選びの際に考慮すべきポイントを解説します。
実績・得意分野を確認する
MEO対策を依頼するなら、実績豊富な業者を選びましょう。
また、業者によって得手不得手があるので、得意分野を確認することも大切です。
以下にチェックポイントをまとめました。
- 過去にどのような業種・業態の案件を担当してきたのかを確認しましょう。自社と同じ業種・業態の案件実績があるかどうかは重要です。
- 自社の業種が得意分野であるかどうかを確認しましょう。ホームページの実績や企業の紹介等をチェックすれば、得意分野が分かるケースが多いです。
- 顧客の声や口コミを確認しましょう。実際にサービスを利用した顧客の生の声は、業者の信頼性を判断する上で役立ちます。
透明性があるかどうか
業者のサービス内容や料金プラン、契約内容などに透明性があるかを確認しましょう。
チェックポイントは以下のとおりです。
- MEO対策の具体的な戦略やアプローチを明確に説明できる業者を選びましょう。効果測定方法が明確になっていることも大切です。
- 効果測定の方法を明示してくれるかどうかは肝心。検索結果は位置情報によって異なります。
どのような位置情報で測定し、また、どのようなシステムを利用して計測するのか、分析やレポートの提出があるかなどを確認しておきましょう。 - 思わぬ部分で余計な費用を支払わされないためにも、料金プランが明確で、追加料金の有無についてもしっかり説明してくれるかどうかは重要です。
スムーズなコミュニケーションが可能かどうか
業者とのコミュニケーション(連絡・報告・相談)が円滑に行えるかどうか確認することも重要です。
- 問い合わせやサポートの対応が迅速であるかどうかを確認しましょう。
- 質問や要望にどこまで丁寧に応えてくれるかもチェックしたいところです。
- 定期的な報告(分析・レポート提出等)があるかどうかを確認しましょう。
Googleガイドラインを遵守した施策を実施するかどうか
Googleガイドラインに違反した施策を実施した場合、ペナルティの対象となり、かえって逆効果です。
したがって、ガイドラインに精通した業者であるかどうかを確認することも重要です。
確認には、自分にも基本的な知識があることが前提となりますが、リスク軽減のためには必要です。
具体的には、以下の点に注目するといいでしょう。
- 事例の内容や信頼性を、口コミと合わせて確認する
- 相手方の知識を確認する
(例:ガイドライン違反によるアカウント停止などのトラブルは経験したことがあるか?ガイドライン違反のリスクをどのように回避しているか?等々)
まずは自分で取り組んで知識を身につけることも大切
信頼できる業者を選ぶためには、自分もある程度の知識を持っていることが大切です。
MEO対策は自分で行っても効果が期待できる施策です。
時間が許すなら費用の節約にもなるため、まずは自分で行うことをおすすめします。
基本的な知識を身につけることが、粗悪な業者を選ぶリスクの軽減につながるでしょう。
まとめ
MEO対策は、費用対効果の高いマーケティング施策です。
SEO対策やリスティング広告などと比べて、費用が掛からない点もメリットの1つ。
しかし、費用やサービス内容は業者やプランによって異なるため、複数の業者を比較検討し、自社に合ったプランを選ぶことが肝要です。
自分もある程度の知識を持っていることが、信頼できる業者を選ぶ助けとなります。まずは自分でMEO対策を行ってから、業者に依頼することを考えてもいいでしょう。