MEO対策でNAPを統一する意味とは?表記揺れの許容範囲を解説

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「NAPとはどういう意味?」
「統一させることがなぜMEO対策になるのか理由を知りたい」
「表記は完全一致していないとダメ?」
「NAP統一を確認していく方法が知りたい」

MEO初心者で、このような疑問をお持ちの方も多いでしょう。

NAP情報の統一は、検索エンジンに自社の情報であると認識されて評価されるため、また、ユーザーを困惑させないようにするために重要視されています。

結論から言えば、多少の表記揺れは問題ありません。
ただし、NAPの統一の徹底は見栄えが良く、きちんと運営されている企業として印象付けられる効果もあります。

今回はMEO対策の一環であるNAPの統一について、治療院・パーソナルトレーニングの店舗運営のサポートを行っているJMTA(一般社団法人日本メディケアトレーナー協会)が解説します。

MEO対策初心者の方、今のままのNAP情報で大丈夫か不安な方は、ぜひ参考にしてください。

NAPとはどういう意味?

NAPとは、以下の3つの情報の頭文字を取ったものです。

  • Name(名前)
  • Address(住所)
  • Phone(電話番号)

NAP情報が正確かつ一貫していることで、検索エンジンは同じ店舗の情報であることを認識し、評価につながります。

NAP情報の統一がMEOにおいて重要な理由

MEO対策において、NAPを統一させることは重要な施策の1つです。

では、NAPを統一させるべき理由とは何で、どこまで表記を一致させる必要があるのでしょうか?
この2つについて紹介していきましょう。

なぜNAP情報を統一させることが評価につながるのか?

MEOの評価項目の1つに「視認性の高さ(知名度)」があります。

これは、ウェブ上で言及された情報(サイテーション)を手がかりに店舗の知名度を判断するもので、サイテーションの獲得は上位表示につながる要素の1つです。

しかし、NAPが統一されていないと、検索エンジンからは別の店舗情報であると認識され、評価を積み重ねる機会を失ってしまいます。

NAPの統一は、検索エンジンからの評価を取りこぼさないための、重要なMEO対策の1つなのです。
また、情報にバラつきがあるとユーザーも混乱してしまいます。

店舗に迷わずにアクセスできるよう、正確かつ一貫性のある情報を提供するという意味でも大切です。

サイテーションとは?

日本語では「言及」の意味で、ウェブ上に企業名・ブランド名・サービス名・住所・電話番号・口コミなどが記載されていること(リンクを伴わない)を指します。

MEO対策におけるサイテーションの獲得は、検索順位を決める評価項目の1つ「視認性の高さ(知名度)」に該当し、上位表示に影響します。

参考:Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法|Googleビジネスプロフィールヘルプ

表記はどこまで統一させればOK?

表記を統一したいポイントは以下のとおりです。

  • 株式会社⇔(株)
  • 会社名の表記(半角全角・中点の有無)
  • ビル名・階数の表記
  • 電話番号(ハイフンの有無・半角全角・市外局番のかっこ表記)

以上の点が異なっていると、検索エンジンから異なる企業と判断される可能性があります。
したがって、基準とするフォーマットを決めておくといいでしょう。

また、NAPを揃えると見栄えが良く、きちんと管理されている印象になります。

表記の統一に躍起になる必要はない

実は、表記の統一にそこまで神経質になる必要はありません。
完全一致させなくても、Googleは多少の表記揺れを認識しているからです。(【例】3丁目18−20⇒3-18-20)

また、半角全角を統一したからといって、上位表示されるほど単純なものでもありません。

何より肝心なのは情報の正確性です。営業時間や住所(旧住所が残っている)の情報がバラつくことで、ユーザーを困惑させることのほうが問題です。

NAP統一の3つの手順

情報を統一させるために、Googleビジネスプロフィールを基準にフォーマットを決定し、自社・他社サイトの店舗情報を確認していきましょう。
3つの手順の詳細について解説します。

①NAPはGoogleビジネスプロフィールを基準に決めよう

まずは、Googleビジネスプロフィールに登録しているNAP情報を基準として整え、これをウェブ上で使用していくといいでしょう。

表記揺れや入力ミス対策として、Googleビジネスプロフィールの情報をコピーペーストして使用するか、メモ帳や共有ドキュメントなどに定型文を保存して、都度コピペする方法がおすすめです。

住所・ピンの場所に間違いがないかも確認しよう

正しい住所で検索しても違う場所が表示される場合は、Google側の情報が間違っている可能性があります。
以下の手順をもとにGoogleへ修正を依頼しましょう。

地図に載っていない住所またはピンの場所の間違いを修正する|Googleマップヘルプ

②自社サイトの情報を確認する

自社サイトの情報と、GoogleビジネスプロフィールのNAP情報が一致しているかチェックしましょう。
不一致の場合は、Googleビジネスプロフィールの情報を反映します。

特に「お問い合わせ」や「アクセス」ページなどの情報は要チェックです。

自社サイトに構造化データを追加してサイトの情報を正確に認識させよう

自社サイトに構造化データを用いてマークアップすることで、検索エンジンに対してNAP情報をより明確に伝えられます。

クローラーがサイトの情報を正確かつ迅速に認識できるようになるので、SEOにも効果的です。

構造化データとは?

検索エンジンがサイトの内容や情報を理解しやすくなるよう、HTMLタグ等で構造化したデータ形式のこと。

クローラーは社名の文字列だけでは、それが何であるかが認識できません。

そこで、構造化データを追加してテキスト情報に意味を付加することで、社名からどのような会社であるかを認識できるようになります。

③他社サイトも確認して修正を依頼する

自社サイトの確認が済んだら、Googleで店舗名を検索し、以下のような他社サイトもチェックしていきましょう。

  • SNS
  • ポータルサイト
  • 求人ページ

情報の不一致が見つかった場合、自分で変更できないサイトでは、サイトの管理者やオーナーへ修正を依頼しましょう。

ただし、ウェブサイトによっては規定の表記方法に従う必要があるため、規定を守ることを優先しましょう。

まとめ

NAP情報を統一して、正確かつ一貫性のある情報を提供することは、検索エンジンの評価を高め、ユーザーに安心感を与える上でも効果があります。

NAP統一はMEO対策において重要な施策の1つ。情報の統一を図り、効果的なMEO対策を実践していきましょう。

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