おすすめ筋トレ資格を目的別に紹介|トレーナー未経験でもとれる!

ブログ

「もっと筋トレの知識や技術を極めたい」
「トレーナーを目指したい」
「人生や仕事の役に立つ資格を取得したい」
こんな風に思っていませんか?

トレーナーになりたい方、趣味に活かしたい方それぞれにおすすめの資格はもちろん、キャリアの幅が広がる、トレーナーと相性の良い国家資格を紹介します。

この記事は、治療院・パーソナルトレーニングの店舗運営のサポートを行っているJMTA(一般社団法人日本メディケアトレーナー協会)が解説します。

トレーナーとして活躍したいと思っている方、筋トレの趣味を活かして人生を豊かにしたい方は、ぜひ参考にしてください。

  • 4カ月(最短2カ月)でパーソナルトレーナーとしての知識が学べる!
  • 分からないところはいつでも質問できる!
  • オンラインでも対面(リアル)でも学べる!
  • コンサル特典の他、豪華特典盛りだくさん!

【目的別】おすすめの筋トレ資格を紹介

筋トレ資格には、仕事に活かせるものから趣味で楽しめるものまで、さまざまな種類があります。

目標に合わせて選べるよう、仕事向きの民間資格、趣味向きの民間資格に分けて紹介しましょう。

トレーナーになりたい人向けの資格

まずは、パーソナルジムやフィットネスクラブなどでの勤務を目指す人たちにおすすめの3つの資格を紹介します。

NSCA-CPT

世界的に有名なパーソナルトレーナーの認定資格です。幅広い層に対してトレーニング指導を行うため、トレーニングの知識に加えて栄養学、解剖生理学などの専門知識を学びます。

公式サイトにて、目安としてタイプ別学習方法が紹介されているので、学習期間や学習方法の参考にするといいでしょう。

合格率約65%
受験料46,090円(税込)
更新の有無3年ごとの更新が必要
資格更新料7,700円(2024年)5,500円(2025年)
2024年7月末時点の情報

NESTA-PFT

幅広い層へのトレーニング指導を目的としており、トレーニングや体に関する専門知識はもちろん、接客や広報、マーケティングなどのビジネススキルも学びます。

パーソナルトレーナーに必要な基礎知識を網羅的に学習できるため、将来独立を考えている方にも取得をおすすめできる資格です。

受験要件や受講料等の詳細については、公式サイトをご覧ください。

合格率約50%~60%とされている
受験料8,250円(税込)
受験登録
合格後資格登録料
40,040円(税込)
更新の有効期間4年間
更新手数料22,000円(税込)
2024年7月末時点の情報

JATI-ATI

日本トレーニング指導者協会(JATI-ATI)が認定する資格です。
以下は引用です。

一般人からトップアスリートまで、あらゆる対象や目的に応じて、科学的根拠に基づく適切な運動プログラムの作成と指導ができる専門家であることを証明する資格です。(特定非営利活動法人日本トレーニング指導協会Webサイト

難易度は低く、2023年度に開催された一般対象トレーニング指導者認定試験の合格率試験の平均合格率は約84%です。

なお、JATI認定資格は3種類で構成されており、基礎資格として『トレーニング指導者』を取得後は、さらに上位の資格(AATI、SATI)を目指すことが可能です。詳しくは公式サイトをご覧ください。

合格率約84%(2023年度開催の一般対象トレーニング指導者認定試験をもとに計算)
受験料33,000円(税込)
資格の有効期間5年間(更新手続きは有効期間終了の1年前から申請可能)
更新手数料22,000円(税込)
2024年7月末時点の情報

メディケアトレーナー

JMTA(一般社団法人日本メディケアトレーナー協会)が認定する資格です。
パーソナルトレーニングだけでなく、

  • 機能改善トレーニング
  • 姿勢矯正
  • 整体
  • 栄養
  • 経営

のすべてをスキルアップするためのカリキュラムを揃えています。
身体を総合的に診れる幅広いスキルを習得できるだけでなく、卒業生には認定資格『メディケアトレーナー®』を発行。

トレーニング×整体の合わせ技で、競争に強いトレーナーを目指すことができます。

合格率卒業生に発行
受講費用550,000円(税込)
形式オンライン&テキスト受講(対面での受講も可)
期間4ヶ月

趣味に活かせる資格

自身の身体づくりに必要な基礎知識を短期間で習得できる、趣味向きの資格を4つ紹介します。

いずれの資格も在宅受験が可能で難易度も非常に低いので、取得しやすいのが特徴です。

筋トレインストラクター

主に各部位の筋トレに関する効率的なトレーニング方法などを学びます。
トレーニングによって鍛えられる筋肉、ダイエット面での効果、実践メニューなどの知識が問われます。

合格基準70%以上の評価
受験資格特になし
受験料10,000円(税込)
受験方法在宅受験
試験概要筋トレの起源と歴史・パフォーマンスアップの為にバランスよく筋トレを行う重要性・腹筋を鍛えるクランチとドローインの効果と方法・自宅で背筋を鍛えるバックエクステンションの方法と注意点・下腹部を引き締めるレッグレイズの効果や方法・シックスパックを支える腹斜筋を鍛える方法・スクワットの効果を最大限に発揮する方法とポイント・筋トレの効果を最大限に発揮する超回復と分割法の実践方法など
2024年7月末時点の情報

トレーニングサポーター

トレーニング器具の使い方やトレーニング前後の食事方法など、基礎的なことを学びます。効率的な身体づくりや健康を管理したい方には最適な資格です。

合格基準70%以上の評価
受験資格特になし
受験料10,000円(税込)
受験方法在宅受験
資格試験内容トレーニングの道具の使い方、トレーニングに適した食品やトレーニング前後の食事、プロテインの選び方、トレーニングに適したストレッチについてその方法と食事
2024年7月末時点の情報

ボディメイクインストラクター

なりたい体型になるためのトレーニングや食事指導を行えるようになるための知識を学びます。
美容に関心がある方、理想の身体づくりを目指す方におすすめの資格です。

合格基準70%以上の評価
受験資格協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した者。
受験料5,600円(税込)
受験方法在宅受験
履修内容ボディメイクの基礎知識(理想の体型への導き方)・ボディメイクに必要なトレーニング・ボディメイクに必要な食事・栄養
2024年7月末時点の情報

筋トレスペシャリスト

筋肉の基礎知識から筋トレの実践メニュー・食事管理までを身につけ、理想の身体づくりを目指すための知識を持ち合わせた専門家を目指す資格です。

受験資格協会指定の認定機関が行う講座において、認定機関指定の方法で受験を申し込んだ者を対象とする。
受験料認定機関が行う講座費用に含まれる。(目安は34,100円)
受験方法在宅受験
2024年7月末時点の情報

国家資格と併せれば活躍の場面はさらに広がる

競争が激しいフィットネス業界で生き残るのは難しいですが、トレーナーの活躍の場面はフィットネスクラブやジムだけに限りません。

国家資格を取得することで、医療や介護の現場でも活躍できるようになります。
特に、介護の現場はこれから需要が増加していくため、活躍の機会は増えるでしょう。

自分の目的やキャリアアップに合わせて、国家資格の取得を視野に入れることもおすすめです。

トレーナーのスキルが活かせる国家資格

  • 柔道整復師
    骨折、脱臼、捻挫などの外傷に対して、手技を用いて治療する。
  • 理学療法士
    運動機能回復や障害の悪化予防のため、医学的リハビリテーションを行う。
  • 介護福祉士
    介護に係る一定の知識と技術を駆使し、最適な介護を提供する。取得すれば介護トレーナーとして活躍の場が広がる。
  • 健康運動指導士
    保健医療関係者と連携しつつ安全で効果的な運動を実施するための運動プログラム作成及び指導を行う。
  • 鍼灸師
    鍼や灸を用いて自己治癒力を高め、痛みやコリ、症状や疾患を改善する。
  • あん摩マッサージ指圧師
    マッサージによって、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進して不調を緩和させる。

資格選びのポイント

筋トレに関する資格は、初心者向けのものでも多様です。
どの資格取得を目指せばいいか分からない方のために、判断方法について紹介しましょう。

まずは自分の目標を明確にする

どの資格を取得すればいいか迷っているなら、自分の目標を明確にしましょう。
まずは、以下の2つのどちらかを考えます。

  • 自分の筋トレを極めたい
  • トレーナーとして指導したい

もし、トレーナーになりたいのなら、

  • どのようなトレーナーになりたいのか?
    パーソナルトレーナー、フィットネスクラブのインストラクター、スポーツトレーナーなど、具体的に目指す方向性を決めましょう。
  • どんな人を相手にしたいのか?
    子供、高齢者、アスリートなど、誰をサポートしたいかはっきりさせることで必要な知識やスキルが明確になります。
  • どこで働きたい?
    ジム、スポーツクラブ、病院、介護施設、学校など、働きたい場所に適した資格をとります。

を考えていきましょう。
これをはっきりさせれば、自分が取得すべき資格が見えてきます。

現場で役立つ資格であるかどうかを確認しよう

次に、トレーナーを目指す場合は、取得したい資格が実際に現場で役立つのかをしっかりと確認することが大切です。

たとえば、NSCAやNESTAといった国際的な資格は、世界的に見ても信頼性が高く、専門知識を証明する1つの指標となります。

多くのフィットネスクラブで認められており、就職活動の際に有利に働くことが多いでしょう。

筋トレに関する資格を取得するメリット

筋トレに関する資格を取得することで、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。

健康的な暮らしのサポートに役立つ

体に関する専門知識や指導スキルが身につけば、自身の筋トレに関してはもちろん、家族・友人、あるいはより多くの人たちの健康をサポートできるようになるでしょう。

健康管理に関する知識はQOLの向上にもつながるため、趣味レベルの知識でも、自身の仕事・生活・筋トレのパフォーマンスアップが期待できます。

仕事にする場合は、責任は重いものの、大きなやりがいと達成感を得られるでしょう。

キャリアの選択肢が増える

  • パーソナルトレーナーに転身
  • スポーツクラブのインストラクターとして活躍
  • インフルエンサーとして情報発信
  • WEBライターとして副業する

などなど、資格をとることであなたの興味関心に合った仕事の選択肢が広がります。

トレーナーになりたいわけではないものの、趣味を活かして副収入を得たい、という方にもいいでしょう。

経験を積んだら独立して自分のジムを経営する、と考えている場合も、トレーナーとしての信頼性を高めるために資格を取得しておくことをおすすめします。

人とのつながりが広がる

資格取得のためにスクールや学校に通うことで、同じ志を持った人たちと出会えます。
貴重な経験や業界の話を聞ける良い機会となるでしょう。

また、人脈が広がることで、思わぬチャンスにつながる可能性もあります。

資格取得のデメリット

資格取得はメリットしかないイメージがあるかもしれませんが、これからトレーナーを目指す方は注意しておきたい点もあります。トレーナー未経験者向けに、2つのデメリットについて紹介しましょう。

実技が身に付きづらい

資格取得は、理論的な知識を深める上で非常に有効な手段ですが、多くの資格試験は筆記試験が中心であり、実技試験が実施されないケースも多いです。

この記事で紹介している資格も、実技試験はありません。
そのため、理論的な知識は身につくものの、実際の現場で必要な実践的なスキルは身につけられません。

したがって、就職して現場で実技・指導スキルを修得していくか、トレーナー養成スクールで実技指導を受けるかする必要があります。

資格の更新手続きが必要

資格によっては、一定期間ごとに更新手続きが必要です。
時間と費用がかかり、手続きも煩わしく感じるかもしれませんが、

  • 最新の知識が習得できる
  • 知識やスキルを高い水準でキープできる
  • 資格の価値を維持できる

といったメリットもあるため、一概にデメリットとは言えません。

資格取得の勉強方法

資格取得のための勉強方法は主に4つです。
それぞれの特徴を紹介しましょう。

独学でコツコツ学習する

費用を抑え、自分のペースで学習できるのが独学のメリットです。

時間の制限を受けないため、仕事と勉強の両立がしやすいことも魅力的ですが、資格取得への強い意志がないとモチベーションを維持しづらいのがデメリットでしょう。

通信講座で学ぶ

独学に比べると費用がかかりますが、スクールに通うより安価で済みます。
教材やサポート体制が充実しているため、疑問点を質問でき、モチベーションを維持しやすいのがメリットです。

トレーナー養成スクールに通う

比較的高額で、時間が固定されることがデメリットですが、実践的な指導を受けられる点は大きなメリットです。

同じ目標を持った仲間と交流できるのも魅力の1つ。
実践的なスキルを効率的に身につけたい方におすすめです。

専門学校に入学する

国家資格を取得する場合は、受験資格を得るために専門学校を卒業することが必要なケースもあります。

高額な入学費用がかかり、通学も必要なため、仕事との両立が難しい場合もありますが、幅広い知識とスキルを体系的に学べ、卒業後の就職サポートが充実している場合も。

国家資格の取得は就職やキャリアアップに有利なため、トレーナーとして本格的な活躍を目指す方にはおすすめです。

まとめ

筋トレに関するおすすめの資格について紹介しました。
トレーナーを目指す方は、

  • NSCA-CPT
  • NESTA-PFT
  • JATI-ATI

趣味に活かせる知識が欲しい方は、

  • 筋トレインストラクター
  • トレーニングサポーター
  • ボディメイクインストラクター
  • 筋トレスペシャリスト

がおすすめです。

また、本格的に活躍できるトレーナーになりたい場合や、活躍したい場面が明確な場合は、それに応じた国家資格の取得を推奨します。

  • 柔道整復師
  • 理学療法士
  • 介護福祉士
  • 健康運動指導士
  • 鍼灸師
  • あん摩マッサージ指圧師

フィットネス業界の競争は激しく、トレーニングだけで生き残るのは難しいでしょう。
競争を勝ち抜いていくためには、『トレーニング+○○』の合わせ技を身につけることも視野に入れることをおすすめします。