【整骨院のリピート率UP】自院の課題を把握し売上を安定させる!

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「せっかく新規の患者を獲得してもリピートにつながらない」
「集客にかかる費用がバカにならない…」
「どうすればリピート率を上げられる?」
「売上を安定させるには何が必要なのか?」

このように悩んでいる整骨院経営者も多いのではないでしょうか。
リピート率の向上は院の安定経営に欠かせない課題の1つです。

患者さまがリピートしないのには、必ず理由があります。
また、なかにはリピートにつながりづらい施術もあるでしょう。
そうした時にどうすればいいのか?

自院の課題を把握し、リピート率の向上と売上アップを実現するための具体的な施策例を紹介しましょう。

今回は、整骨院のリピート率アップのための施策例について、治療院・パーソナルトレーニングの店舗運営のサポートを行っているJMTA(一般社団法人日本メディケアトレーナー協会)が解説します。

手続きの流れを把握しておきたい方、検査をスムーズにクリアしたい方は、ぜひ参考にしてください。

  • 思うように集客できない
  • 一見客が多く頭打ちになっている
  • 競合と差別化したい

安定経営にはリピート率向上が欠かせない

リピート率向上がなぜ安定経営に欠かせないのでしょうか?
新患を獲得するよりも、既存の患者さまに通院してもらうほうが、集客コストがかからず効率的だからです。

新患を集客するためには、広告費も手間もかかります。
しかし、リピーターから良い口コミが広がれば、新患獲得の機会も増え、良い集客サイクルを作れるでしょう。

安定経営のためには、自然に集客できるサイクルをつくることがとても重要です。しかし、リピーターを増やすのは簡単なことではありません。

リピート率アップのためには、地道な努力を重ねていく必要がありますが、まずは、自院の課題を把握することが肝心です。

そこで、整骨院をリピートしない理由から解説していきましょう。

整骨院をリピートしない理由

整骨院をリピートしない理由は主に以下の3つにあります。

  1. 施術
  2. 接客
  3. 院内環境

それぞれを詳しく説明していきましょう。

施術に関する要因

痛みや症状が改善しないなど、施術効果が患者さまの期待に応えられない場合、リピートにはつながりません。

どれだけ広告費をかけても、WEB集客に力を入れても、施術に価値を感じてもらえなければ通院には至らないのです。

また、施術内容や治療計画について患者さまに十分な説明ができていない場合、不安を感じて通院をやめてしまうことがあります。

どこを治療するために、どのような施術を行っていくのか?
ここが不明瞭だと患者さまもゴールが見えず、通院するだけの価値を感じてもらえません。

接客に関する要因

患者さまは、施術者との信頼関係を築くことで安心して治療を続けられます。
施術に問題がなくても、人としての信頼を得られなければ、患者さまの足は遠のいてしまうでしょう。

信頼を獲得するには、一方的なコミュニケーションではなく、患者さまの話を丁寧に聞きとり、共感の姿勢を示すことが重要です。

患者さまの悩みや不安を聞き出せず、やりとりが一方的になっている場合、信頼を獲得するのは難しいでしょう。

自分が患者なら、どのような施術者に任せたいと思えるか?その振る舞いを考えることが大切です。

また、施術者の対応に限らず、受付スタッフの対応が悪いと院全体の印象が悪くなります。
スタッフがいる場合は、教育をしっかり行う必要があるでしょう。

院内の環境に関する要因

整骨院は体に不調を抱えた方が来る所なので、院内の快適さは大切です。
院内が清潔でないと不衛生な印象を与えます。

また、部屋が暗い雰囲気だと閉鎖的な印象を受け、安心して施術を受けてもらえない可能性があるでしょう。

快適な空間で施術を受けてもらえるよう、環境を整えることはとても重要です。

リピート率向上の具体的な施策例

リピート率向上のためには、具体的にどのような施策を講じればいいのでしょうか?

リピートしない理由で紹介した3つの要素をもとに、具体的な施策例を紹介します。

効果的な施術と丁寧な説明でニーズに応える

整骨院に通う患者さまが最も求めているのは何でしょうか?
やはり「身体の痛みや不調から解放されること」ではないでしょうか?

そのためには、患者さまの状態を正確に把握し、一人ひとりに合った施術を提供することが欠かせません。
また、施術の効果を患者さまに分かりやすく説明することも大切です。

施術前には、患者さまの悩みや不安を丁寧に聞き取り、施術計画を立てます。

施術後には、どのような効果が期待できるのか、また、今後の治療についてなどを分かりやすく説明し、安心して施術を受けてもらえるよう心掛けましょう。

具体的な施策例

  • 丁寧な問診
    患者さまの症状や生活習慣などを詳しく聞き、身体の状態を把握しましょう。
  • 常にスキルアップを心掛ける
    患者さまの状態に合わせて適切な施術を行えるよう、日々腕を磨くことが大切です。
  • 分かりやすい言葉での説明
    患者さまのほとんどは専門知識がありません。専門用語を避け、患者さまが理解しやすい言葉で説明しましょう。
  • 治療のゴールを設定する
    最終的なゴールと、それに向けた短期的なゴールを設定しましょう。目的のためにはどのくらい通院が必要か分かれば、患者さまも安心します。
  • 施術後のセルフケアを指導
    施術効果の継続&予防も兼ねてセルフケア方法を指導するといいでしょう。

患者との信頼関係を構築して通院につなげる

患者さまと信頼関係を築くことは、リピート率向上に欠かせない要素の1つ。
患者さまの話をじっくり聞き、共感し、安心できる雰囲気づくりを心がけましょう。

具体的な施策例

  • 笑顔での対応
    患者さまは身体の不調に加え、「本当に良くなるのかな?」という不安や緊張を感じています。笑顔で迎えて温かい雰囲気をつくり、安心感につなげましょう。
  • 患者さまの名前を呼ぶ
    患者さまの名前を呼ぶことで、個人に合わせた対応をしていることを示しましょう。また、人の名前を呼ぶことで好感度を高める「ネームコーリング効果」も期待できます。
  • しつこい勧誘をしない
    回数券の販売や、会計時の次回予約を促すなどの行為はプレッシャーになり、逆効果になることもあります。患者さまからアクションしやすい形に導くのが理想的です。

快適な院内環境を提供して満足度を高める

患者さまが快適に過ごせるような院内環境を提供することも、リピート率向上につながります。

こまめな清掃や予約システムの導入、インテリアを工夫するなどして、快適な空間をつくりましょう。

具体的な施策例

  • 清潔な院内環境
    定期的な清掃を行い、清潔な院内環境を保ちましょう。
  • 予約システムを導入する
    予約制やWEB予約システムの導入など、予約の手間や待ち時間を短縮するための工夫が大切です。
  • リマインドする
    予約日を忘れる患者さまも少なくありません。予約前日にメールやLINEでお知らせすれば、予約忘れを防止でき
  • リラックスできる空間づくり
    空気清浄機や観葉植物を置く、ヒーリング音楽を流すなど、患者さまの不安を和らげるような、リラックスできる空間づくりをしましょう。

すぐ終わる施術はリピートにつながらない!どうすればいいのか?

治療院で痛みを取り除く治療や施術の場合、1~2ヶ月で施術が終わるケースも多いです。

1~2回で終わる施術で売上を上げるには、メニューの価格を上げなくてはなりませんが、価格だけ上げていては患者さまも来てくれません。

価格を上げたら、『付加価値』をつける必要があります。
たとえば、

  • 「自宅でやってもらうための動画をつけます」
  • 「お家でも継続できるようにLINEでのサポートができます」
  • 「ZOOMで遠隔での指導を月1回続けます」

というように、多角的なサポートをつけて、メニューの価値を上げることが肝心です。
詳しくは、代表髙橋のnoteにて解説しているのでご覧ください。

Youtubeでもご覧いただけます。

自院の課題への対処法が分からない場合はご相談ください

「この記事で紹介されているどの問題にも該当しない」
「今まで散々改善に努めてきたのに良くならない」
「スタッフの育成に悩んでいる」

 など、自院が取り組むべき課題に上手く対処できない方は、JMTA(一般社団法人日本メディケアトレーナー協会)へぜひご相談ください。

JMTAでは、クライアントの目的や期間に合わせたコンサルティングプランをご用意しています。

また、経営問題を乗り越えるためのセミナー&ミーティングや、売上アップのためのアカデミー講座・グループセミナーも開催しています。

かつて同じ経験をし、乗り越えてきた代表の髙橋が、治療院経営の悩みからの脱却をサポートいたします。
無料個別相談を実施していますので、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ

リピート率の向上は、整骨院の安定経営に欠かせません。
患者さまに通ってもらうためには、患者さまとの信頼関係を築き、質の高いサービスを提供し続けることが大切です。

顧客満足度を高めれば、良い口コミも広がり、整骨院の成長につながります。
自院の課題が分からない、対処法が見つからないという方は、ぜひ一度、JMTAへご相談ください。