整骨院のSEO対策のやり方が分かる!コンテンツ作成のコツとは?

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「WEBからの集客をもっと増やしたい」
「自分の整骨院のホームページを上位表示させたい」
「SEO対策といっても具体的なやり方が分からない」

このような疑問をお持ちではありませんか?
ホームページからの集客のためには、検索1ページ目に表示させ続けるためのSEO対策が必要です。

具体的に何をどうすればいいのか、SEO対策の知識を身につけて実践しながら覚えていきましょう。

今回は、整骨院のSEO対策のやり方について、治療院・パーソナルトレーニングの店舗運営のサポートを行っているJMTA(一般社団法人日本メディケアトレーナー協会)が解説します。

SEO対策のやり方を知りたい方、ホームぺージからの集客を増やしたい方は、ぜひ参考にしてください。

  • 思うように集客できない
  • 一見客が多く頭打ちになっている
  • 競合と差別化したい

整骨院のホームページを作るだけでは集客にはつながらない

ホームページは「作ったら完了!」ではありません。
集客のためには、検索1ページ目に表示させ続ける必要があります。
では、なぜ1ページ目でなければならないのでしょうか?

『Internet Marketing Ninja社』が2017年に行った調査では、検索1位のクリック率は平均約23%、10位で1.5%程度でした。

1ページ目であってもこれだけアクセス数に差が出ることを踏まえると、検索2ページ目以降に目を通す人がいかに少ないかが分かりますよね。

検索順位を上げて、整骨院にすぐに辿り着けるようにしないと集客効果は得られません。

また、順位は常に変動しています。
一度上位に表示されたからといって安心はできません。
したがって、上位表示させ続けるためには、継続的にSEO対策に取り組む必要があるのです。

なお、SEO対策の効果が出るまでには4ヶ月から1年程度の時間がかかることをGoogleが公式に伝えています。

早くても3ヶ月はかかると言われていますが、1年は見積もっておかないと途中で成果が出ないことに挫けてしまうでしょう。

上位表示を狙うために押さえたい4つのSEO対策

上位表示を狙うためには、どのような対策が必要なのか?
まずは4つのSEO対策から紹介していきましょう。

1ページ1キーワードで分けるのが基本

1ページにつき、1キーワードでコンテンツを作成するのが基本です。
なぜかというと、ページごとに絞ったほうがテーマがはっきりして、ユーザーの検索意図にあった内容を作成できるからです。

ブログ記事を読んだことがあればイメージしやすいですが、「整骨院+葛飾区」のキーワードでコンテンツを作成する場合は、個別のページを用意しましょう。

「整骨院+肩こり」+「整骨院+骨盤矯正」のように、複数のキーワードを同時に狙うと、テーマがぼやけて誰のためのコンテンツなのかが分かりづらくなります。

上位表示を狙うなら、1ページにつき、1キーワードでコンテンツを作成しましょう。

タイトル・見出し・メタディスクリプションにキーワードを含める

コンテンツの順位はキーワードを手掛かりに決定されているため、キーワードの設定はSEO対策において必須です。
キーワードを入れる場所は主に以下の3つです。

  • タイトル(文頭に入れる)
  • 見出し(h2・h3)
  • メタディスクリプション(検索結果に表示される概要文のこと)

ポータルサイトに積極的に登録する

インターネット上に整骨院名や先生の名前などの情報の露出を増やすことも上位表示させやすくする施策の1つです。

登録することでポータルサイト経由の集客が見込めることはもちろん、SEO評価を高める外部対策にもつながります。

積極的にポータルサイトやSNS等で活動することで知名度アップを図り、上位表示を狙いましょう。

外部対策とは

ホームページ内部の評価だけでなく、外部からの評価も順位の決定に影響します。
主に以下の2つが外部対策にあたります。

  • 被リンク(他社サイトに自社サイトのリンクを貼ってもらう)
  • サイテーション(他サイトやSNSで言及されること)

Googleビジネスプロフィールの情報を充実させる(MEO対策)

SEOの順位とGoogleビジネスプロフィールの順位には相互作用があるため、Googleマップで上位表示されるよう、MEO対策をすることも集客に欠かせない施策の1つです。

検索エンジンで上位表示させるためには、Googleビジネスプロフィールの情報を充実させましょう。

具体的なMEO対策のポイント

  • 正確な情報を記載
  • 連絡先や営業時間などの店舗情報
  • 定期的な更新
  • HPのURLを掲載
  • 口コミを集める・口コミ返信をする
  • 訴求力のある画像や動画投稿の充実

整骨院は地域密着型のビジネスなので、Googleマップで検索した時に整骨院の情報が上位表示されることの集客効果は高いです。

運用には時間がかかるかもしれませんが、情報を充実させてアカウントを育てていきましょう。

キーワード選定の方法

整骨院のSEO対策の基本は、地域名を含めたキーワードを狙うことです。
広範囲のキーワードは集客につながりづらいため、自院の地域の住民にアプローチすることが大切です。

キーワードの例

  • 整骨院+地域名
  • 整骨院+地域名+特徴
  • 整骨院+症状名
  • 整骨院+地域名+症状

キーワード選定には、以下のような無料のキーワード選定ツールも活用してみましょう。

さらに、以下のような無料ツールを使用して、競合サイトが何のキーワードで流入を稼いでいるのか、流入キーワードを調査して自サイトに取り入れる方法もあります。

良質なコンテンツを作成するためのポイント

SEOだけを考えて作成したコンテンツでは、思ったような結果は得られません。
上位表示させるためには、SEOにもユーザーにも配慮した、良質なコンテンツを作成する必要があります。

Googleが定義する良質なコンテンツとは、一口で言ってしまえば『ユーザーにとって価値があり、可読性が高く、信頼できる情報を提供するもの』を指しています。
(詳しくは検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドをご一読ください)。

そこで、コンテンツ作成の3つのポイントを解説していきましょう。

E-E-A-Tを理解して高める

Googleの品質ガイドラインにも示されているように、作成したコンテンツを上位表示させる上で重要な4つのポイント『E-E-A-T』が求められます。
『E-E-A-T』とは、以下の4つの頭文字です。

Experience(経験)コンテンツ作成者がもつ実体験
Expertise(専門性)特定の分野やトピックにおける高いスキルや知識
Authoritativeness(権威性)コンテンツ作成者やウェブサイトの認知度
Trustworthiness(信頼性)コンテンツ作成者やウェブサイトの正確性・安全性・信頼性

E-E-A-Tの概念を理解していないと、コンテンツの質を高めることが難しくなるでしょう。
E-E-A-Tを高めるための具体的な対処法の例は以下のとおりです。

経験 (Experience)

 患者さまのビフォーアフターやお客さまの声をウェブサイトに掲載する。

2. 専門性 (Expertise)

整骨院としての専門知識を活かし、特定の治療法や症状に関する深い知識を提供することで専門性を示す。(整骨院はYMYL(※)に関する分野なので、専門性が必須)

3. 権威性 (Authoritativeness)

権威のあるウェブサイトから被リンクを獲得する/サイテーションを獲得する/運営者情報を示す/SNSを運用する/メディアに記事を掲載してもらう/コンテンツの質を高める等。

4. 信頼性 (Trustworthiness)

連絡先や運営者情報を明記し、透明性を高めることで訪問者からの信頼を得る/問い合わせフォームを設置する/ウェブサイトをSSL化(HTTPS)する/コンテンツの独自性を高める等。

※YMYLとは

『Your Money or Your Life』の頭文字をとった略称です。
お金や健康など、人の生活や人生に大きく影響するジャンルについては、コンテンツの評価基準がより厳格となっています。

検索をニーズを満たす情報を提供する

検索ニーズを満たすコンテンツ作りは、SEOにおいて最重要とも言える課題です。
検索ニーズを満たすためには、単にキーワードを盛り込むだけでなく、ユーザーが「何を知りたいのか」を理解することが重要です。

情報を求めているのか?
問題を解決したいのか?
あるいは商品を購入したいのか?

キーワードごとにユーザーの意図を把握し、それに応じたコンテンツを提供できるよう意識しましょう。

検索ニーズの調査方法

  • 上位表示されているサイトを調査する
  • サジェストワード・関連キーワードを確認する
  • X(旧Twitter)・ヤフー知恵袋・Youtube等から悩みを調査する

モバイルからの使いやすさを考慮する

インターネットの利用デバイスは、PCよりもスマートフォンの割合のほうが大きく、スマホからの見やすさを考慮することが求められています。
これをモバイルフレンドリーといい、

  • フォントサイズの大きさ
  • ボタンやリンクの間隔
  • デバイスサイズごとに表示が調整される

など、モバイルサイトの使いやすさもサイト評価の重要な指標の1つです。
PCサイトだけでなく、モバイルフレンドリーにも対応しましょう。

生成AIの使用には注意が必要

コンテンツの作成にAIを使用する場合、AI単独で生成したものを公開すると最低品質と判断される旨が、Googleの検索品質ガイドラインに追加されました。

生成AIを使用した場合、人の手でファクトチェック&編集しないと評価が低くなります。
上位表示を狙うためにも、生成AIの使用を検討している方は注意しましょう。

参考:海外SEO情報ブログ

まとめ

SEO対策には時間と労力を要しますが、長期的に見れば費用対効果が高く、上位表示されれば継続的な集客が期待できるでしょう。

一度作ったコンテンツは、編集して読みやすく改善していくことが可能です。
まずはとにかく一度、作ってみることが大切です。

評価の指標は常に変わっていきますが、Googleがユーザーファーストを掲げているように、有用で信頼性の高い情報を発信し続けることを軸に、継続していきましょう。