「パーソナルジム開業に活用できる補助金制度を知りたい」
「申請方法や補助金の額ってどのくらい?」
「補助金はどう活用すればいい?」
こんな情報をお探しの方へ向けて、パーソナルジム開業に活用できる補助金制度についてご紹介しましょう。
パーソナルジム開業にかかる費用目安、開業に使える4つの補助金制度、補助金を効果的に活用するためのポイント、補助金の活用例について解説します。
パーソナルジム開業を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
パーソナルジム開業の費用は?資金調達に補助金を活用しよう
小規模なパーソナルジム開業にかかる費用の目安は以下のとおりです。
- 初期費用の目安:300万円~400万円
- ランニングコストの目安:月30万円〜80万円×6ヶ月分
合計すると、700万円~1,000万円程度かかることが分かります。
これらの費用全てを自己資金で準備できる人はそう多くはありません。
資金調達の方法はいくつかありますが、積極的に活用したいのが補助金制度です。
パーソナルジム開業に使える補助金制度
パーソナルジムの開業に使える4つの補助金制度を紹介していきましょう。
小規模事業者持続化補助金
日本商工会議所が実施している補助金です。
通常枠の補助上限は50万円、補助率は経費の2/3とされています。
パーソナルジムの場合、
- 広告・宣伝活動費
- 物件の内外装工事
- 設備機器の導入
- ホームページ制作
などで補助金を受けられる可能性があります。
なお、審査結果が出るまで、受付締切から2~3ヶ月程度かかります。
また、不採択であっても、次回公募に応募できます。(公募回ごとに様式が異なる点に注意しましょう)
【補助金が交付されるまでの流れ】
- 公募申請
- 採択・交付決定
- 補助事業の実施
- 実績報告
- 確定検査・補助金額の確定
- 請求
- 入金
補助金対象者
補助金の対象は小規模事業者です。(判断基準は下記表のとおり)
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) | 常時使用する従業員の数 5人以下 |
サービス業のうち宿泊業・娯楽業 | 常時使用する従業員の数 20人以下 |
製造業その他 | 常時使用する従業員の数 20人以下 |
対象者の範囲は以下のとおりです。
- 会社および会社に準ずる営利法人
- 個人事業主(商工業者であること)
- 一定の要件を満たした特定非営活動法人
なお、申請時点で開業していない場合は補助金の対象外です。
対象外となる例
- 既に税務署に開業届を提出していても、開業届上の開業日が申請日よりも後である場合
- 申請日時点で開業の実態のない場合
申請方法
- 申請書類一式を電子申請により提出(申請書類は公募回ごとに内容が変更)
- 郵送での申請も認められるが、持参は不可
チャレンジショップ制度
空き店舗解消&地域活性化のため、地域の商店街の空き店舗で開業する人へ向けて、行政×商工会議所が家賃補助や経営相談などの支援を行う事業です。
地域によって支援内容に幅がありますが、物件賃料を抑えられる点が魅力です。
開業予定の地域のHPで、チャレンジショップ事業に関する案内を確認しましょう。
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
パーソナルジム開業で活用できる制度に「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(以下ものづくり補助金)」があります。
中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援する制度です。
詳細は以下のとおりです。
補助金額の上限 | 従業員数5人以下:750万円 従業員数6~20人以上:1,000万円 従業員21人以上:1,250万円 |
補助率 | 中小企業・中堅企業:1/2 小規模事業者:2/3 |
補助対象経費 | 機械装置・システム構築費、運搬費、技術導入費、知的財産権関連経費、外注費、セイン門下経費、クラウドサービス利用費、原材料費 |
申請方法 | 原則オンライン申請 (申請に必要なアカウントである「GビズIDプライム」は申請・取得に2~4週間かかります) |
創業者支援向け補助金
各地方自治体が創業者向けの支援制度を設けています。
J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]で各都道府県の創業者向け給付金についてまとめられています。
開業予定の地域で利用できる補助金制度があるかどうか確認してみましょう。
J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]:創業者向け補助金・給付金(都道府県別)
補助金を効果的に活用するためのポイント
補助金の採択を受けられたとしても、上手く運用してパーソナルジム経営に活かせなくては失敗につながりかねません。
資金運用で意識したい5つのポイントを紹介しましょう。
①計画を明確化する | 補助金をどのように使うのか、具体的な計画を立てましょう。 開業に必要な初期投資や、具体的なプロジェクトに絞って、予算配分を明確化します。 |
②優先順位を決める | ジムの開業や発展に必要な部分へ補助金を使うために、優先順位を決め、事業計画に合わせて使途を検討しましょう。 |
③長期的な視点を持つ | 短期的な問題解決だけでなく、長期的な視点で事業を発展させるための投資を検討することも大切です。 将来の成長や競争力向上に欠かせないポイントに補助金を充てたいところです。 |
④コンサルタントの指導を受ける | 費用を払ってでも、コンサルタントから経営や集客指導などを受けたほうが良い場合もあります。 経営に関するスキル向上は今後も重要です。 |
⑤経理体制を整える | 補助金の使途を追跡し、帳簿管理をしっかり行いましょう。 経理体制を確立し、補助金の使途や経費の明細を整理しておくことで、報告や確認がスムーズになります。 |
補助金の活用例を紹介
具体的に、補助金をどんなことに活用しているのでしょう?
補助金の活用例を紹介します。
ホームページ作成・広告 | ホームページや広告作成費も、小規模事業者持続化給付金の対象経費です。 プロに集客できるHP作成を依頼するなど、ブランディングやマーケティング活動に活用する人は多いです。 |
物件賃料の補助 | チャレンジショップ制度では、開業後1年~2年の物件賃料を補助してもらえるため、経営が軌道に乗るまでのサポートに活用できます。 |
設備投資 | 小規模事業者持続化補助金によってジム内の設備改善や機器の購入に活用すれば、顧客満足度アップにつなげられる可能性もあります。 |
内装工事 | チャレンジショップ制度や創業者支援等事業者補助金では、物件の内装を改修する際に改装費を補助してもらえるため、快適性アップにつなげられます。 |
まとめ
パーソナルジム開業に活用できる補助金制度について解説しました。
政府や地方自治体の提供する補助金は、独立開業の一歩を踏み出し、成長するための心強い支援となります。
補助金を上手に利用して開業資金の負担を和らげ、未来に向けた事業発展を目指していきましょう。
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